
ジム選びを「回数・人数・時間」という仕組みの違いから見直すと、これまで続かなかった理由が見えてくるかもしれません。
40代になって「今度こそ運動を続けよう」と思ってジムに入ったものの、気づけば足が遠のいていた、という経験がある方は少なくないと思います。
僕自身も、以前入会したジムを3週間で辞めてしまった経験があります(詳しくは後述します)。
そのとき感じたのは、「自分の意思が弱かった」というより、「そもそも自分の生活スタイルとジムの仕組みが合っていなかったのでは」ということでした。
忙しい平日、決まった時間に決まった場所へ行くこと自体が、そもそも無理のあるスケジュールだったのかもしれません。
この記事では、続けやすさへのアプローチが異なる3つのジム——BBB(トリプルビー)・トレーニングボックス・ELEMENT——を、回数・人数・時間という仕組みの軸で比較していきます。
「どこが一番おすすめか」ではなく、「自分にはどの続け方が合うか」を選ぶための材料として読んでもらえればと思います。
以前ジムに入会して続かなかった経験については、別記事(「ジムに入会したのに続かなかった」40代会社員の僕が、もう一度運動を習慣にできた話)にまとめているので、よければあわせてご覧ください。
目次
40代はなぜジムが続かない?
「三日坊主」と聞くと、意思の弱さの問題だと思われがちです。ただ、40代の生活を振り返ると、単純にそれだけでは片付けられない事情があると思います。
仕事の繁忙期は予定が読めない、飲み会や付き合いも増える、疲れて帰ってきた日にわざわざ着替えてジムへ向かう気力が湧かない——こうした事情は、20代の頃とは違って感じる人も多いのではないでしょうか。
「週2回、決まった曜日・時間に通う」という前提のジムだと、この生活スタイルとの相性が悪く、最初の数回でつまずいてしまうことがあります。
逆に言えば、回数や時間の融通が利く仕組みのジムであれば、自分の生活に合わせやすくなる可能性があります。
ジム選びは「続けられる仕組み」で考える
パーソナルジムを比較するときは、料金や設備の充実度も大事な要素です。ただ、40代で「続けられるかどうか」を重視するなら、次の3つの軸で見ておくと選びやすくなります。
- 回数:月に何回通えるプランなのか。柔軟に増減できるか
- 人数:マンツーマンなのか、複数人でのセミパーソナルなのか
- 時間:1回あたりどのくらいの時間がかかるのか
この3つの軸で見ていくと、同じようなジムに見えても、続けやすさの仕組みはかなり違います。
40代の三日坊主対策ジム3社を比較
| BBB | トレーニングボックス | ELEMENT | |
|---|---|---|---|
| 続け方 | 自分のペースで続ける型 | 少人数で続ける型 | 短時間で続ける型 |
| 回数 | 月1〜8回のプランから選べる | 店舗・プランによる | 通い放題(1日1回まで) |
| 人数 | マンツーマン | 最大6人のセミパーソナル | マンツーマン |
| 時間 | 要問い合わせ(公式サイトに明記なし) | 体験は40分 | 1回30分 |
| 向いていそうな人 | 仕事が忙しく回数を柔軟にしたい人 | 一人だとサボってしまう人 | 短時間で積み重ねたい人 |
※料金・プラン内容は変更される可能性があるため、最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
なお、3社とも「結果が出なかった場合に料金を全額返金する」といった一般的な全額返金保証は確認できませんでした。
ただし、解約・返金に関する条件は各社で異なります。契約前に公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
BBB|自分のペースで続けたい40代向け
BBB(トリプルビー)は、「続けられる質で続けられる価格で。」というコンセプトを掲げているジムです。運動初心者でも通いやすいことを意識したサービス設計になっています。
店舗は東京都内の恵比寿・六本木赤坂・渋谷神宮前・麻布十番・中目黒池尻大橋の5店舗。
料金は月1回5,900円から月8回44,000円までの月額制回数プランです。月1~8回のプランから、自分の生活スタイルに合わせて選べるのは、仕事のスケジュールが読みにくい会社員にとって続けやすいポイントだと思います。
体験は通常8,000円で、時期によっては無料キャンペーンを実施しているとのことです。
無料体験後、即日入会すると入会金も無料になります。支払い方法はクレジットカード・口座振替・PayPay・銀行振込に対応していますが、分割払いの記載は確認できませんでした。
なお、返金保証制度としての記載はなく、特定商取引法に基づく表記には「決済完了後のキャンセルは受け付けない」と明記されています。契約前に、プラン内容と解約条件はしっかり確認しておいた方が良さそうです。
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トレーニングボックス|一人だと続かない40代向け
トレーニングボックスは、「運動が楽しい習慣に変わる場所」「クセになる、楽しさ。」というコンセプトのジムです。トレーナー1人につき最大6人までのセミパーソナル形式と、マンツーマンから選べる仕組みになっています。
「一人だとどうしてもサボってしまう」というタイプの人にとって、周りに一緒にトレーニングする人がいる環境は、続けるモチベーションになりやすいと思います。
店舗は東京(恵比寿)・神奈川(川崎ルフロン)・大阪(北花田)の3店舗。料金体系は店舗によって異なるため、以下は恵比寿店を例にしています。
恵比寿店は月2回8,800円から月無制限35,200円まで。これに入会金33,000円と事務手数料3,300円が加わります。店舗により金額が変わるため、通いたい店舗の料金は必ず個別に確認してください。
体験トレーニングは40分。通常料金は店舗によって異なりますが、現在は無料キャンペーンが掲載されています。支払い方法は現金・クレジットカードのみで、電子マネーや分割払いの記載は見当たりませんでした。
返金保証制度としての記載はなく、申込み後の撤回・解除は受け付けていません。解約は毎月15日までに店頭での手続きが必要とのことなので、この点はあらかじめ把握しておくと安心です。
ELEMENT|忙しくても短時間で通いたい40代向け
ELEMENTは、「今日の30分が明日の自分を変える」というコンセプトを掲げるジムです。
1回30分・月額定額・完全マンツーマンというシンプルな仕組みが特徴で、東京都を中心に埼玉・神奈川・千葉・群馬・愛知・滋賀・兵庫など関東・東海・関西へと展開しています。
料金は、全日通い放題が月43,780円(税込)から、平日のみの通い放題は月38,280円から。月8回プランは31,200円〜と案内されています。
なお、利用規約には28,600円の記載もあるため、料金は入会予定店舗で確認することをおすすめします。
「通い放題」という言葉から無制限に使えるイメージを持つかもしれませんが、セッションを受けられる回数は1日1回までです。
また、一度に取れる予約は最大2枠までとなっています。この点は誤解しやすいポイントなので、契約前にきちんと確認しておいた方が良さそうです。
入会金は33,000円ですが、体験当日に入会すると半額になるキャンペーンがあるとのことです。
体験は3,300円で、こちらも当日入会で無料になります。支払い方法はクレジットカード・口座振替のみで、現金やQRコード決済、電子マネーには対応していません。長期プランは一括・分割のどちらかを選べるようです。
全額返金保証はありませんが、通い放題プランの月間営業日数が90%未満だった場合の条件付き返金規定はあるとのことです。
これは効果を保証するものではなく、営業日数に関する規定という位置づけなので、その点は誤解のないようお伝えしておきます。中途解約した場合、支払済みの会費は返金されません。
40代の僕なら「続けられるか」で選ぶ
ここまで3社を見てきましたが、リサーチを通じて感じたことを、40代の一人の会社員として率直に書いておきます。
もし僕が今、仕事の予定が読みにくいタイプの働き方をしているなら、月1〜8回のプランから自分の生活スタイルに合わせて選べるBBBが候補に挙がると思います。
逆に、一人だと三日坊主になりがちな自覚があるなら、セミパーソナルで周りに人がいるトレーニングボックスの環境の方が続けやすいかもしれません。
そして、とにかく時間が取れない、隙間時間で済ませたいというタイプなら、1回30分で完結するELEMENTが合っていそうです。
ただ、どのジムを選ぶにしても、「通い放題」や「回数プラン」といった言葉のイメージと、実際の利用条件(1日1回までの制限や、店舗ごとの料金差など)にはズレが生じやすいと感じました。
まずは公式サイトで自分が通いたい店舗の正確な条件を確認し、それを自分の生活リズムに当てはめてみる——このひと手間が、三日坊主を防ぐための第一歩になるのではないかと思います。
まとめ
40代でジムが続かないのは、意思の弱さだけが原因とは限りません。回数・人数・時間という仕組みが、自分の生活スタイルと合っていないケースも多いはずです。
- BBB:自分の生活に合わせて回数を選びながら続けたい人向け
- トレーニングボックス:一人だと続かない、少人数の環境で続けたい人向け
- ELEMENT:とにかく時間が取れない、短時間で積み重ねたい人向け
どこが一番おすすめ、という話ではなく、自分の生活スタイルに合った「続け方」を選ぶことが、ジムを長く続けるための大切なポイントだと思います。
より専属トレーナーによるしっかりしたサポートを受けたい方は、フルサポート型・セルフ型で比較した記事(【本音比較】40代のジム選び|フルサポート型とセルフ型)もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人「ノシシ」
健康診断をきっかけに40代から筋トレを始めた、一人の会社員です。
