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「数値が戻った」で終わらせなかった理由
1ヶ月の禁酒で、γ-GTPをはじめとした肝臓の数値は基準値内に戻りました。
正直、ここで「一件落着」と考えることもできたと思います。
実際、数値だけを見れば禁酒の成果は十分に出ていました。
ただ、内科の先生から言われた「運動不足も原因の一つですよ」という一言が、ずっと引っかかっていました。
数値が戻ったのは、あくまで「原因(アルコール)を一時的に取り除いた」結果であって、「原因が生まれた生活習慣」そのものは何も変わっていない。
そのことに、正直あとから気づいた形です。
禁酒中の体調の変化については、こちらに詳しく書いています。
なぜ次の一手が「食事制限」でも「禁煙」でもなく筋トレだったのか
食事制限、禁煙、睡眠の見直しなど。
その中で筋トレを選んだのは、正直かなり消極的な理由でした。
「一人でも今日から始められる」「数値のように、成果が見えるまでに何ヶ月もかかるものではなく、扱える重量という形で”小さな成功”が積み重ねやすそうだ」という、続けやすさを最優先に考えた結果です。
ダイエットのような「食べない我慢」より、「筋トレという行動を追加する」方が、性格的に向いていると自分では感じていました。
禁酒中からジムの見学だけは済ませておいた
タイミングとして地味に効いたと思うのが、禁酒期間の後半、まだ再検査の結果も出ていない段階で、近所のジムの見学だけ先に行っておいたことです。
動画の広告で、たまたま近所のジムが流れていたのを見たのがきっかけでした。
「数値が戻ってから考えよう」ではなく、「どうせ生活は変えるのだから、動けるところから動いておこう」という感覚でした。
実際、再検査で数値が正常に戻ったという”良い報告”のタイミングと、ジムに通い始めるタイミングがほぼ重なったことで、「数値が戻ったご褒美」のような、前向きな気持ちで筋トレをスタートできたのは大きかったです。
我慢の期間の直後に、我慢とは違う「前向きな行動」を用意しておく。振り返ると、これが一番続けやすかった要因かもしれません。
平日19時からのジムを、生活に組み込めた本当の理由
平日は早くても19時以降にしかジムに行けません。1日働いた後の体で、そこから運動するハードルは決して低くありませんでした。
ここで役に立ったのが、禁酒中にやっていた工夫と同じ考え方でした。
禁酒の時は「家にビールを置かない」ことで、そもそも飲むきっかけ自体を減らしていました。
筋トレも同様に、「行くかどうかを毎回考える」のではなく、「よほどのことがない限り行く」という前提そのものを作ってしまうことで、迷う回数を減らしています。
正直「面倒くさい」と思うことは今でもあります。
ただ、「我慢する」のではなく「選択肢を減らす」
この考え方は禁酒でも筋トレでも共通していると、5年続けてみて感じています。
具体的にどう週5日のペースを保っているかは、実際に継続しているノウハウとしてこちらにまとめています。
5年続けてわかった、禁酒と筋トレの意外な相性
筋トレを始めてからも、ビールをやめたわけではありません。
ただ、以前のような「毎日2本、休肝日なし」という飲み方には戻っていません。
理由の一つは、筋トレをした日は「今日は頑張ったから」という気持ちが先に来て、無意識に「飲みすぎたらもったいない」というブレーキが働くようになったことです。
禁酒だけをしていた時には無かった感覚で、これは筋トレを並行して始めたことによる想定していなかった副産物でした。
禁酒中に頼っていたノンアルコールビールも、今では筋トレ後の”締め”として活用しています。銘柄ごとの比較はこちらで紹介しています。
まとめ:数値がきっかけでも、続く理由は数値じゃなかった
振り返ると、筋トレを始めたきっかけは間違いなく「悪化した肝臓の数値」でした。
ただ、5年間続けられている理由は、数値のためではありません。
「我慢するのではなく、選択肢を減らす」という、禁酒で身につけた考え方をそのまま筋トレにも応用できたこと。
そして、数値という後ろ向きな理由から始まったものが、いつの間にか「扱える重量が増えた」という前向きな理由に変わっていったこと。
この2つが、続いている一番の理由だと思います。
40代からの筋トレの始め方、続け方について、より詳しくはこちらの記事で紹介しています。
