関東では現在、日曜日の14時から14:55迄「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)というドキュメンタリー番組が放送されています。
この時間帯では人気もかなりあるらしく、番組の挿入歌である「サンサーラ」の「生きてる生きている~♪」が流れ始めると視聴率が0,5%上がるなんて話もあります。
そんな「ザ・ノンフィクション」なんですが、見ていていつも気になるのはこれほどの内容の番組をどうやって作っているのか?
そこんとこちょっと気になったので調べてみることにしました。
目次
ザ・ノンフィクションの制作会社はどこ?
番組の始まりを見てると、数ヶ月前とか数年前から話がスタートする事が多いですよね。
という事は、それなりに長時間密着して取材をしていると思うのですが、そうなると、よくこれを毎週放送できるよな~って思います。
というのも、ザ・ノンフィクションは常に30~40社くらいの制作会社が関わっているみたいです。
ひとつひとつどこの制作会社というのは分からないのですが、制作会社の中にはドキュメンタリーだけではなくバラエティーを得意としている制作会社もあるらしく、そういった会社が同時に動いている事で、これだけのボリューム、多様性のある番組を作り上げているそうです。
ザ・ノンフィクションの取材ってどうやってるの?
番組では様々な人が取材対象として取り上げられています。
ホスト、地下アイドル、大道芸人、演歌歌手、警察官、ニート、住職、落語家、ボクサー、プロ雀士、ラーメン店主、特殊清掃人、芸能人etc・・・
中でもジョンアンドマキさんという性別が逆転した夫婦はかなりの人気で、他のバラエティー番組に出演したりもしてました。特にマキさんの歯磨き姿がもの凄い衝撃です(^^;
シリアスなテーマが多いこの番組で唯一笑った回かもしれません(笑
このようにそれこそ多種多様な人たちが取り上げられているのですが、こういった人選はどのようにして行われているのか不思議に思いますね。
これにはまず、2つの方法があるようで、一つ目は制作会社からの持ち込み企画。
もうひとつはザ・ノンフィクションのチーフプロデューサーである張江氏(2019年6月にフジテレビ退社)がテーマを決めて、それに沿った人を取材するという方法です。
テーマに沿った人をどうやって探すのかは不明ですが、おそらくネットやSNSや口コミ、ツテなどを最大限に利用しているのではないでしょうか。
実際にここがかなり大変みたいで、スタッフの人がそれこそ血眼になって中には飛び込みのような形で打診しに行く場合もあるようです。
ザ・ノンフィクションのギャラ事情は?
ちょっと下世話な話になりますが、こういった番組のギャラ事情ってちょっと気になりますよね(^^;
ただ、ザ・ノンフィクションのようなドキュメンタリー番組の場合、基本的にギャラなどの出演料は一切出ないようです。いわゆるノーギャラってやつですね。
ギャラが発生するとそれは演技になってしまうという事と、お金を受け取った事によって取材対象者の生活が変わってしまったりしたらそれはもうドキュメンタリーではなくなるという理由からです。
但しこれは一般人の場合であって、出演している人が芸能人だったりすると少し変わってくるようです。
芸能人の場合、肖像権などの理由により通常のギャラより額が低く抑えられた「取材協力謝礼」というものが発生することもあるようです。
となると、一般の人には一銭もお金が入ってこないワケで、そうなると今度は「テレビでそこまで見せるのは相当な勇気がいるだろうな」という場面も数多く見られます。
が、そこにはスタッフの人たちが取材対象者の人と密にコミニュケーションをとり、しっかりとした信頼関係を築く努力をしているからこそ、という裏側があるようですね。
ザ・ノンフィクションの制作会社や取材、ギャラ事情ってどうなってるの?のまとめ
いかがでしたか?
ここまでザ・ノンフィクションについてお話してきましたが、実は僕はこの番組苦手です(^^;
というのも、番組の内容はシリアスな話が多く(たまに笑える話もありますが)、日曜の昼下がりに見る番組にしてはちょっと重いかな~って感じがします。
でもその癖、一度見始めると必ず引き込まれて最後まで見ちゃうんですよね。
そしてエンディング曲のサンサーラが流れ始めると涙ドバーですよ大体。出来れば泣きたくたいんですけど(笑)
ほんと、この番組は魔性の番組ですわ(^^;
ちなみにザ・ノンフィクションを見逃した場合、基本的に再放送などはやっていないので、バックナンバーを見たい場合、全てではないのですがFODプレミアムのサービスで配信されていますよ。