2019年のGWは10連休になる事が決まりましたね。
しかしなぜ2019年に限ってこんなに騒がれるのでしょうか?
まるで皆が皆「GWは10連休が確定です!」と言わんばかり。
今までもGWと土日の関係で大型の連休になる事はありましたが、ここまで騒がれる事はありませんでした。
「ではなぜ2019年に限って??」
という訳で、ここではなぜ2019年のGWが10連休になるのか、その仕組みについてお話していきたいと思います。
目次
2019年のgwが10連休って決定したのはいつ?
2019年のGWが10連休というのは随分前から言われていたような気がしますが、正式に決まったのは2018年12月14日。
この日に「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」が公布された事により決定しました。
例えば2018年ですと、
4月28日 土曜日
4月29日 日曜日(昭和の日)
4月30日 振替休日
5月1日 平日
5月2日 平日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
5月6日 日曜日
こんな感じになっていて、仮に5月1日と2日に有給などを取ったとしても最大で9連休です。
まあ9連休でも十分大型連休だとは思いますが、この場合あくまで「9連休の人もいますね」という程度です。
カレンダー上だと3連休の後、2日挟んで4連休って感じですよね。
これが2019年の場合、先程の「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」が公布された事により、カレンダー上での10連休が確定する事になります。
gwが10連休になるのはなぜ?
もうほとんどの方が知っている事だとは思いますが、2019年の5月1日に皇太子さまが新天皇に即位される事に伴い「新元号」に変わりますね。
「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」というのはこの日を祝日にしようという法律です。
その為、2019年の5月1日は祝日になる事が決まっています。
それを踏まえて2019年のカレンダーを見てみますと、
4月27日 土曜日
4月28日 日曜日
4月29日 昭和の日
4月30日 平日
5月1日 祝日(皇太子さま即位の日)
5月2日 平日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 日曜日(こどもの日)
5月6日 振替休日
このような形になり10連休になります。
「・・・(メ・ん・)?思いっきり平日が挟まれてるけど??」
と、思う方もいると思いますが、ここで普段あまり聞き覚えのない「祝日法」という言葉が出てきます。
この「祝日法」というのは簡単に説明すると、
「祝日に挟まれた日を休日にする」
という法律です。
この法律に則ると、4月30日と5月2日は祝日に挟まれる事になる為、両日とも国民の休日になるという事なんですね。
その為、「有給を取れば○連休」ではなく、カレンダー上での10連休が確定した事になります。
来年以降のgwも10連休になる可能性はある?
5月1日が祝日になるという事は、来年以降も10連休がくる年があるのか?と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらそうなる可能性はまずありません。
というのも、5月1日が祝日になるのは2019年だけです。
「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日」というのは2019年に限っての話です。
ちなみに余談ですが、「天皇の即位の日」というのが5月1日。
もうひとつの「即位礼正殿の儀の行われる日」というのは2019年10月22日になります。
その為、10月22日も2019年に限っては祝日となります。
10月22日は火曜日なんですが、日曜日と挟まれている月曜日も休日になるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、日曜日は「祝日」ではない為、月曜日は普通に平日になります。
2019年のgwが10連休って決定したのはいつ?それはなぜ?来年以降は?のまとめ
いかがでしたか?
もちろん仕事の職種などにより皆が皆10連休になる訳ではないと思いますが、2019年は、
・皇太子さまの即位
・祝日法
この2つの要素が重なって、カレンダー上での10連休を決定づけていたのですね。