ここではPS4/5版のストランデッドエイリアンドーンをプレイした感想などを書いていきます。
ただし、僕自身ゲームをプレイしたのは約50時間程度、難易度も「ミディアム」といういわゆるノーマルでしかプレイしていませんので、あくまで参考程度に読んで頂けると幸いです。
で、早速結論から言ってしまうと
「序盤~中盤までは非常に面白いが、後半一気に減速する」
という感じのゲームですね。
某掲示板なんかでは、「すぐ味の無くなるガムのようなゲーム」と評している方がいましたが、まさにその通りだと思いましたw
それではもう少し詳しくストランデッドエイリアンドーンについて触れていきたいと思います。
目次
Stranded:Alien Dawnってどんなゲーム?
ストランデッドエイリアンドーンは惑星サバイバルシミュレーションで、未知の惑星を開拓し生き抜いていくゲームです。
プレイヤーはまず数人の生存者を決め、指示を出して、拠点を拡大させたり、設備を充実させたりしていきます。
(生存者にはステータスがあり、スキルも一人一人違います。プレイ中に生存者が増えることも・・・)
シナリオが「不時着」「交易基地」「軍事前哨基地」の3つあり、それぞれミッション内容が異なります。
不時着は惑星から生存者を脱出させる。交易基地は惑星の所有権を購入する。軍事前哨基地は通信中継装置を建設して運用する。
というようになっています。
ですので、一応サンドボックス的なゲームかもしれませんが、明確な目的はあるという事ですね。
また、生存者には「幸福度」というパラメータがあり、この幸福度が下がってくるとノイローゼになってしまい指示通り動いてくれなくなります。
いきなり暴飲暴食をしだすくらいならまだ良いのですが、雷雨の中を徘徊し始めて、勝手にカミナリに打たれて失神したりするから厄介ですw
幸福度を上げる為には、綺麗な寝床や娯楽設備を作ったり、美味しい食事などを作る事が必要になります。未知の惑星に降り立った割には結構わがままですw
さらに特徴的なのが、「襲撃」のイベントが不定期に発生することです。
惑星にいる敵対生物が襲ってきて、生存者や拠点の設備などを攻撃してきます。
その為に武器や防具、防衛設備などをクラフトして生存者や拠点を守っていきます。
そうやって生存者の幸福度にも気を配りながら拠点を拡大、強化させていき、敵対生物からの襲撃をしのぎながらそれぞれのシナリオの目的を達成していくという内容になっていますね(シナリオによってはクリア後も継続してプレイ出来ます)
Stranded:Alien Dawnの残念だった点
シナリオ後半は作業が単調化してくる
拠点もある程度充実してきて、生活も安定してくると結構やることが無くなってきます。
シナリオをクリアするだけを目標とするなら尚更その印象が強いですね。
例えばシナリオ「交易基地」のミッションは惑星の所有権を購入することですが、そのために資金を貯める必要があります。
ですが、資金の貯め方というのは基本的には資源を売るだけ。
僕の場合は、シナリオ後半はほとんど「布」という資源をひたすら生産、売却、というだけの作業になってしまいました。
また、やり込み要素が少ないというのも単調化してくる原因のひとつかなと思います。
マップがあまり広くない
ストランデッドエイリアンドーンにはシード値がある為、ゲームを新しく始める度にマップが変わりますが、そもそもあまり広くありません。
さらに、拠点に関してはほとんど初期位置近辺に作る事になるかと思います。わざわざ移動してまで作る必要性があまり無いんですね。
なので、新しい土地を探したりだとか、冒険感があるようなゲームではありません。
セーブデータが破損する時がある
僕はPS4でプレイしていましたが、時折セーブデータが破損する事がありました。
ストランデッドエイリアンドーンのセーブは手動でセーブと一定時間で行われるオートセーブの2つがあります。
このオートセーブの時にデータが破損する時がありました。
一応セーブデータは複数あるので、また最初からやり直さなければならないという事にはなりませんでしたが、正常のセーブデータからやり直さなければならないのは多少の手間でした。
Stranded:Alien Dawnの良かった点
サバイバルゲーム的な要素は一通りある
ストランデッドエイリアンドーンには自給自足、気候への対応、建築、ペット飼育、探索、戦闘といった要素があります。
最初は食料や寝床の確保、そして拠点を拡大、防衛していく為の資源を集めて、武器や設備をクラフトしていく。
クラフトも条件を満たすと新しいものが作れるようになっていきます。
初めは原始的な生活ですが、次第に電気が通って食料の劣化がゆっくりになる冷蔵庫や、室内の温度調節や資源の劣化がゆっくりになるエアコンなども設置できるようになります。
また、電気が通るようになると、電力の供給確保や管理も必要になってきます。
サバイバルゲームは序盤~中盤にかけてやる事が多いけど、そこが楽しいという方もいるかと思います。
ストランデッドエイリアンドーンも例に漏れず、序盤~中盤にかけて拠点が充実していくのはプレイしていてとても面白かったです。
建築の自由度が比較的高い
建築に関しては自由度高めだと思います。
「床」や「壁」を繋ぎ合わせて細かく建築したり、「部屋」を作ってサイズ指定で一気に大きな家を作ることも出来ます。もちろんその分使う建材の量も増えます。
建材の種類もいくつかあり(スクラップメタル、干し草、木材、石、レンガ、金属、コンクリート)作るのが難しくなる程、その性能、断熱性が良くなったりします。
さらに2023/11/7の無料アップデートにより建築性が増しました。
以前は建物は平屋しか出来ませんでした。なので、拠点を大きくしようとするとどうしても横に広がっていってしまうんですね。
それがこの度、多層建築に対応しましたので、2階、3階といった建物も建築出来るようになりました。
これは発売当初からレビュー等で不満として出されていたものなので、それが解消された形になりましたね。
(画像はアップデート前のものです。建築のセンスありません( ノД`)シクシク…)
また、拠点には敵対生物が襲撃してきます。それに対して防衛設備を設置する必要がありますが、「敵対生物をどのように誘導したら防衛設備が上手く生かせるか?」
などを考えながら拠点を作っていくのも面白いポイントのひとつですね。
Stranded:Alien Dawnを評価!惑星を開拓していくサバイバルゲームのまとめ
【残念だった点】
・だんだん作業が単調化してくる
・マップが狭い
・セーブデータの破損がたまに起こる
【良かった点】
・サバイバルゲームとして一通りの要素を楽しめる
・建築も結構楽しめる
冒頭にも書きました通り、50時間程度でミディアムというノーマル難易度でしかプレイしていませんので、難易度が上がるともっと戦略的な進め方を要求されると思います。
そうなると感想も変わってくるのかと思いますが、いかんせんそこまではモチベーションが続きませんでした(;^_^A
とはいえ、逆に言うとそこまではとても楽しめたので、買って良かったかなとは思っています。
※2023/11/7の無料アップデートと同時に新シナリオが追加されたようです(別途購入)
僕はプレイしていませんがw難易度的には難しくなっているようですね。