たまに家の窓際に虫の死骸が落ちている事があります。
しかも結構大量に!
何これ!?気持ち悪りぃ!!
ということで、あれこれ調べてみて対策をとった結果、今では被害が減少しました。
今回は、窓際に大量発生する虫の死骸と、効果があった対策方法をお話していきたいと思います。
目次
雨の日の翌日に窓の側で死んでる虫って何?
部屋を掃除していると、最初は窓際に随分ホコリが溜まってんな~と思ってたんですが、よく見てみると小さい虫。
コバエのようにも見えるし、蚊みたいにも見える黒い虫ですね。
こんな事がちょこちょこあったんですが、よくよく考えてみるとどうも雨が上がった後とか、雨の日の翌日に落ちてる事が多いんですね。
それでちょっと調べてみたところ、どうやらこの虫の正体は「クロバネキノコバエ」か「ユスリカ」っぽいです。
もちろん他の虫の可能性もあるのですが、「雨が降った後に発生している」という事を考えるとこの辺りの虫が怪しいですね。
ユスリカについては「夕方にいる虫の集団って何?集まる場所や人に害を与える事は?」の記事で紹介しているのでここでは割愛しますが、「クロバネキノコバエ」は4月~6月、9月~11月にかけてよく発生する虫です。
おそらく、ウチの窓際に大量発生したのは「クロバネキノコバエ」の方じゃないかなと思うのですが、クロバネキノコバエが発生する原因っていうのは未だに解明されていない部分が多いようですね。
なぜ窓の側に虫の死骸が集まるのか?
このクロバネキノコバエなんですが、死骸を見つけるのは決まって窓際の床です。
これはクロバネキノコバエというのは非常に飛行能力が弱く、風の影響をモロに受けるそうです。
その為、空気の流れが発生しやすい窓の下に集まってしまうみたいですね。
あとは、これはあくまで憶測なのですが、外から入ってきたクロバネキノコバエがカーテンを突破出来ずに力尽きるから窓際に落ちる・・・のかもしれません。
窓際の虫の死骸対策 効果があったのはコレ!
ウチの場合、クロバネキノコバエが発生する窓は一箇所だけなんですが、発生する窓と他の窓の違いを挙げてみたいと思います。
・換気の為に開け閉めする頻度が他の窓より圧倒的に多い
・ベランダに面している窓である
・窓の近くにエアコンが設置されている
と、こんな感じになります。
それに対して、クロバネキノコバエの生態についてですが、
・大きさは1mm~2mm程度
・気温の上昇により発生する事が多い(その為、雨が降った翌日、晴れたりすると発生しやすい)
・夜明けから朝10時くらい迄に発生する事が多い
・水分を含んだ腐葉土などに産卵する事が多い
と、こんな感じですね。
ネットとかで対策を調べてみると、殺虫剤などを使っている場合も多いのですが、ウチの場合、見つけた時には既に死んでいる状態なので、殺虫剤はあまり意味がない感じなんですね。
あとは、サッシの網目の隙間から入り込むパターンもあるみたいなんですが、サッシの網目に虫が詰まっている事もないので多分そこじゃない気がする。
というより、窓を閉めても微かな隙間から侵入してくる事もあるみたいだから、それを防ぐとなると今度は窓の外枠をテープなどでガードしなければいけない。
そうなると当然窓の開け閉めが大変になるので、それは出来るだけ避けたい。
そもそもなんですが、どちらかと言うとクロバネキノコバエの外からの侵入を防ぎたいというよりかは、どこから発生しているのかの方が気になるんですね。
で、
結果的にですが、ウチの場合、
「水分を含んだ腐葉土などに産卵する事が多い」
おそらくこれが発生原因で、ここを解決したらクロバネキノコバエの死骸が圧倒的に減りました。
ウチは、周りの木の枯葉や砂などが風で結構飛んでくるんですが、それがベランダに溜まっちゃうんですね。
そこに雨が降ると、腐葉土じゃないんですが葉っぱや土の塊が出来ます。
しかも、ベランダとはいえ、あまり陽の当たらない部分もありますので、ちゃんとに掃除をしないと常に湿った葉っぱの塊がある状態なんですね。
で、ユスリカもそうなんですが、クロバネキノコバエも水分がある場所を好むみたいなので、この湿った葉っぱの塊を綺麗に掃除した結果、クロバネキノコバエの死骸を見る回数が減りました。
クロバネキノコバエの場合、家の中の観葉植物の土とかからも発生することがあるみたいなので、もしクロバネキノコバエの死骸の近くに湿った土などがある場合、それを取り除いてみると良いかもしれません。
雨の日の翌日窓の側に虫の死骸が大量発生!効果があった対策方法は?のまとめ
いかがでしたか?
クロバネキノコバエの場合、完全に部屋への侵入を防ぐのは難しいかもしれません。
ただ、その前に一度、周りをチェックしてみるとひょっとしたら発生要因になってるものがあるかもしれませんよ。