僕は通勤の手段にバイクを使っているんですが、バイクに乗っていてひとつだけ嫌な事があるんですよ。
それが雷。
朝というよりかはどっちかと言うと夜の帰りの方が多いのですが、急な天気の崩れや夕立などで雷が鳴り出すともう怖くて(^^;
何が怖いかってやっぱり雷が落ちるんじゃないかって事なんですけど、じゃあバイクに乗っていても雷は落ちるのか?ちょっと気になったので今回はその辺りについて調べてみました。
目次
バイクに乗っていても雷って落ちるの?
よく、雷が鳴ったら車の中に居れば比較的安全という話を聞きますよね。
これは車の場合、タイヤのホイールを伝って電気が地面に逃げていくからというものです。
じゃあバイクもタイヤ付いてるし、大丈夫なんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、結論から言いますとバイクはダメです。
車の場合、タイヤ云々よりも金属の箱の中に居るって事が大事で(その為、オープンカーもダメです)、車に乗っていれば雷が落ちないのではなく、落ちても車の金属の部分を伝わって電気が外に逃げる為、車の中の人は大丈夫な事が多いっていう話です。
僕も普段バイクを乗るので、自分でこの文章を書いてて嫌になっちゃうのですが(^^;バイクの場合、生身の体が外に剥き出しの状態なので、当然危険です。
しかもバイクの場合、雷がバイクに落ちるのではなく自分自身に落ちる事が多いそうで、もし落ちた場合は即心肺停止、もしくは失神した後バイクが転倒して衝突という流れになる事が多いようです。
実際にバイクの走行中に雷が落ちて命を落としたという事例もありますので、バイクに乗っていれば安全どころか非常に危険という事だけは頭に入れておきましょう。
バイクに雷が落ちる確率は?
「バイクに乗っている」という限定的な条件ではありませんが、人が雷に打たれる確率は大体1000万分の1と言われています。
その内、雷に打たれて命を落とす確率が400万分の1、さらに雷が直撃した場合、即死する確率が4/5、80%になると言われています。
1000万分の1という数字はジャンボ宝くじの1等が当たる確率と同じで、当たればほとんど奇跡のような数字です。
でも、確率なんて実は有って無いようなもので、1000万分の1だろうが1億分の1だろうが、「絶対に起きない」という訳ではありませんね。
現に1分間に2回雷に打たれた人とか(しかも生きている)宝くじに何回も当たっている人もいる訳ですから、「まあ自分は大丈夫だろう」なんて思わずにしっかり雷対策をする事が大切ですね。
バイクに乗っている時の雷対策は?
では雷対策を、と言っても相手は自然現象ですから「これをすれば100%安全」というものはありません。
ですが、雷の特性を知ってなるべく危険な行動をとらないよう心掛けていきましょう。
まず、雷というのは「高いところに落ちやすい」という事。
よく聞く話として、雨宿りしようと木の下にいたら雷が木に落ちて自分に移ってしまったという事。
これは、自分よりも背が高い木に雷が落ちやすいっていう事で、絶対にやってはいけない行動のひとつです。
先程、バイクに乗っているとバイクより自分自身に雷が落ちやすいという話をしましたが、バイクに乗っている時、どこが一番高い位置にありますか?
そうですね、人間の「頭部」が一番高い位置にありますね。
その為、バイクより人間に雷が直撃する可能性の方が高くなるそうです。
このような事から、バイクに乗っている時は出来るだけバイクから降りて、近くの建物の中に避難する方が良いです。
あとよくある勘違いとして、金属を身につけていると危ないというもの。
これは実はあまり関係がないそうです。
金属類をたくさん身につけているから雷が落ちる確率が上がるとか、身につけていないから確率が下がるということではないみたいですね(傘をさしたりするのは危険です)
どちらも雷が落ちる確率は同じだそうです。
バイクに乗っていても雷は落ちる?確率や対策はどうする?のまとめ
いかがでしたか?
落ちる確率が低いと分かっていても実際に鳴り出すと怖いのが雷です。
バイクは車などとは違って非常に危険ですから、出来るだけすぐ避難するようにしましょう。