7月7日は七夕ですね!だんだん大人になるにつれ短冊に願い事を書くという機会も減ってくるかもしれませんが(もちろん会社や高齢の方たちの施設で七夕のイベントをやるところもあります)
お子様のいるご家庭、特に幼稚園や保育園に通っているお子様がいるご家庭では毎年の恒例行事のひとつではないでしょうか。
そこで七夕の準備や用意をする保護者の方や先生方もいると思いますので、ここで笹や七夕飾りの事について再確認しておきましょう。
目次
七夕の笹を購入できる場所は?
何といっても七夕にはお願い事を書く短冊や飾りを付ける笹(竹)が必要ですね。知り合いに竹をお裾分けしてくれる方がいる場合はいいですが、そうでない場合はやはり購入する必要があります。
笹を購入できる場所は花屋やホームセンター、通販などがあります。また小さいプラスチック製のものであれば100均に売っている場合もあります。
ただ、お店によっては取り扱ってない場合や予約数分しか取り寄せないという事もありますので、事前に電話などで確認しておくのがいいと思います。
また笹は新鮮な状態で保存しておく事が難しい為、七夕の直前に仕入れるお店も多いので注意して下さいね!事前に用意しておきたいのはよく分かりますが、あまりに早く買いに行ってもまだ売ってないし、逆に当日に買いにいったら既に売り切れている・・・なんて事も珍しくありません。
ですのであらかじめ近くの花屋やホームセンターに電話で確認しておきましょう!
笹の日持ちをよくする方法は?
先程少し触れましたが、竹というのは一度、土から切ってしまうと非常に保存が難しい植物です。特に葉の部分は水の蒸散を行っていますので、下手をすると1日持たずにくるくると巻いた状態になってしまいます。
本来、竹は地下茎がとても強く繁殖力も旺盛なのですが、逆にそこを切り離してしまうと一気に枯れていってしまいます。そして一度切り取ってしまうと水揚げがかなり難しいので、上述したように花屋などの専門店でも七夕の直前にならないと仕入れないという事が多いのです。
ただそうはいってもやはり事前に準備しておきたい場合が多いと思いますので、長期間保存しておくというよりかは「2~3日程度、日持ちを良くする」という感じになってしまいますが、保存方法を紹介しますので、参考にしていただければなと思います。
塩水に浸しておく
竹の枝の部分を使ったりする場合に有効なのが、塩水に一晩浸しておくという方法です。ポリタンクなどに塩分濃度5~10%の塩水を入れ、そこにザブンと一晩中浸しておきます。そして七夕当日に取り出してあげれば、その日の夜くらいまでだったら葉っぱがくるくる状態になる事もありません。
ちなみに通販などでは塩分濃度2~3%の塩水に浸しておき、拭いてあげてから発送するところもあるみたいです。
酢水に活けておき、上から湿った新聞紙を被せておく
これは割と知られている方法かもしれませんが、水3:酢2の割合の酢水に活けておき、更に上から濡れた新聞紙を被せておく方法です。面倒でなければ葉っぱ1枚1枚に新聞紙を巻いてあげるとより効果的です。2~3日程度ならこの方法で持つと思います。
竹の中に直接水を入れる
大きな(太い)竹の場合、竹の中に直接水分を入れてしまう方法で、竹の節(繋ぎ目のような所)から1~2cm下にドリルなどで穴を開け、そこから注射器やスポイトで水を挿入します。これを各節毎にやって、水が無くなったらまた補給するといった感じなんですが、この方法はちょっと手間がかかるかなと思います。
以上3つの方法を紹介しましたが、竹は水揚げが難しい植物ですので、基本的に水揚げを手助けしてあげる事が大切です。
ただしあくまでも「日持ちを良くする程度」という事は忘れないで下さいね!
ちなみにプラスチック製の場合、ホコリを拭いてあげる程度で大丈夫です(笑
七夕飾りはいつまで飾る?
七夕飾りは七夕の夜の為の飾りなので、七夕が終わった翌日には取り外すのが基本です。終わったらすぐ片付けるというのも少し味気ない気もしますが、タイミングを失ってズルズル飾ったままにしておくのもあまり良くありませんので、七夕の翌日には片付けましょう。
また、七夕の夜に写真や動画を撮っておいてもいいかもしれませんね!
まとめ
笹(竹)は正直なところ、とても扱いづらい植物ですが、七夕は、特に子どもたちにとっては大切な記念日や思い出になったりする日です。
準備に携わる方々は大変かもしれませんが、皆様の願いが天まで届くような素晴らしい七夕を是非作り上げて下さいね!
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