
仕事終わりの自炊、正直しんどかったです
恥ずかしながら、自分もずっとこのループにいました。
定時で上がれた日でも、家に着いたらもう何もしたくなくて、結局つまみとビールを片手にテレビを見て、寝る前にお腹が空いて、ご飯を炊いてインスタント味噌汁とお漬物だけの夜食タイム。時計を見たら23時を過ぎていることもしょっちゅうでした。
「いい歳して何やってるんだろう」と何度も思いました。自炊しないと、と頭ではわかっているのに、体がまったく動かない。意志が弱いんだと、自分を責めていた時期もあります。
でも、いろいろ調べたり、自炊を続けている知人に話を聞いたりするうちに、ちょっと考え方が変わってきました。
仕事でもうクタクタ・・・
一人分作るのって意外と面倒くさい
「自炊したい」気持ちはあるのに体が拒否する
これ、もしかして自分の意志の弱さというより、もっと根本的な理由があるんじゃないかと思うようになったんです。
目次
なぜ仕事終わりの自炊はこんなにキツいのか考えてみた
自分なりに振り返ってみると、自炊って思っている以上にやることが多いんですよね。
「決断疲れ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。人が一日に下せる判断の数には限りがあって、使い切ると、それ以降はうまく判断できなくなっていく、という話だそうです。仕事中だけでも、メールの返信ひとつ、資料の言い回しひとつまで、数えきれないくらい判断していますよね。帰る頃には、頭の中はほぼ空っぽです。
そんな状態で自炊するとなると、
・今日は何を作るか考える
・足りない食材を買いに行く
・切ったり煮たり焼いたりする
・食べ終わったら洗い物をする
これだけのことを、もうエネルギーが残っていない状態でやらないといけません。しかも一人暮らしだと、食材を使い切れずに余らせて、結局腐らせてしまうこともよくありました。「もったいないことしたな」という罪悪感までついてくるので、自炊へのハードルはどんどん上がっていく気がします(特に野菜はダメにしてしまう事が多かったです)
これを知ってから、「自炊できない自分はダメだ」と思うのを、少しやめられるようになりました。
なんだったら毎日ちゃんとに自炊できる人は超人なんだくらい思ってましたね。
がんばって自炊しようとするほどしんどくなっていた気がする
振り返ると、無理に自炊を続けようとしていた時期が、一番つらかったかもしれません。
寄り道でカフェに入るのが習慣になり、夜遅くに軽食を済ませる生活が定着すると、こんなことが起きていました。
体の調子:夜遅い時間の食事のせいなのか、朝起きるのがしんどい日が増えた気がします。栄養もかなり偏っていたと思います
お財布事情:外食って、積み重なると意外と出費がバカにならないんですよね。気が付いたら財布の中のお金が思っていたより無い、なんてこともしばしばです。
気持ちの面:「今日もできなかった」という感覚が積み重なって、自炊そのものが嫌いになりかけていました
がんばろうとすればするほど、できない自分にがっかりする。この悪循環、経験した方も多いんじゃないでしょうか。自分の場合、ここから抜け出すきっかけになったのは「自炊のハードルを下げる」という発想でした。
「自炊=手作り」をやめてみたら少し楽になった話
ここで気づいたことがひとつあります。自炊って、必ずしもゼロから手作りすることじゃなくてもいいのかもしれません。
僕自身、ずっと「自炊=材料を買って一から調理すること」だと思い込んでいました。でも、その思い込みが挫折の原因だったのかもしれないと、今は感じています。
・切るだけ、温めるだけでも、立派に自炊と言えるんじゃないか
・冷凍食品やカット野菜を使っても、それは自炊なんじゃないか
・に1回だけ作って、あとは食べるだけの日があってもいいんじゃないか
「ちゃんと食べられればOK」くらいまで基準を下げてみたら、なんだか気持ちが軽くなったのを覚えています。
実際にやってみて続いた、ゆるい自炊の工夫
ここからは、自分が実際に試してみて「これなら続けられそう」と思えた方法を紹介します。
冷凍・作り置きは「義務」じゃなくて「お守り」くらいの感覚で
休みの日に、ちょっとだけ多めに作って冷凍しておく。これを「絶対やらなきゃ」と気負うのではなく、疲れた日の自分を助けてくれる保険、お守りみたいなものと考えるようにしたら、続けやすくなった気がします。1品だけでも十分だと思います。
切るだけ・温めるだけで済ませる日があってもいい
・カット野菜や冷凍野菜に頼る
・レンジで調理できる食材を選ぶ
・鍋ひとつで完結するメニューにする
献立を考えること自体をやめてしまう
曜日ごとに「丼の日」「鍋の日」とざっくり決めておく
買い物リストをあらかじめ固定しておく
こういう工夫を取り入れてから、「何作ろう」と悩む時間そのものが減った気がします。
それでも無理な日は、無理でいいと思う
ここまで紹介した工夫を試しても、「それすら今日はできない」という日、正直まだあります。そういう日に、自分を責めるのはもうやめようと思っています。
最近知ったのですが、自炊と外食の間くらいの位置づけで、宅食サービスを利用している人が増えているようです。自分もいくつか試した事あるのですが、
・栄養バランスを考えてメニューが組まれているものが多く、カロリーや塩分も調整されている印象
・温めるだけ、あるいは届いてすぐ食べられるので、時間がない日に助かる
・外食やコンビニを繰り返すより、トータルで見ると出費を抑えられた感覚がある
・洗い物やゴミがほとんど出ないので、片付けの負担がかなり減る
「作らないけど、ちゃんと食べる」というのも、ひとつのやり方としてアリなんじゃないかと、今は思っています。自炊への苦手意識を抱えたままがんばり続けるより、こういう選択肢を間に挟んでみるのも、悪くないかもしれません。
【まとめ】 しんどい日は、自分を責めずに楽な方法を選んでもいいと思う
自炊は、完璧にこなさなくちゃいけないものじゃないと、今は思っています。
・自炊が続かなかったのは、意志が弱いからじゃなかったのかもしれない
・無理して頑張るより、続けられるやり方を見つけるほうが大事だった
・「作らない選択」も含めて、自分に合った食生活を探していけばいい
しんどい日は、無理に自炊をがんばらなくても大丈夫だと思います。宅食サービスのような頼れる選択肢もうまく取り入れながら、自分のペースで食生活を整えていけたらいいんじゃないでしょうか。
