秋の美しい紅葉風景、その出会った時の感動を、そのまま写真に残しておきたいと思う方も多いと思います。
しかしいざ撮ってみた写真を見てみると、「思ってたのと違うなぁ・・・」なんて経験をされた事ありませんか?
その悩み、もしかしたらちょっとしたコツを覚えるだけで解決できるかもしれません。
ここではそんな方の為に、デジカメで紅葉を撮影する際のコツをお話していきたいと思いますので良かったら参考にしていってください。
目次
デジカメで紅葉を綺麗に撮影するコツは?
デジカメで紅葉を撮影した際に多い事例のひとつとして、「実際よりも白っぽく写ってしまっている」ということがあります。
これは紅葉を一面に写した時によく現れる症状です。
一面が紅葉だと、カメラは全体的に「暗い」と判断して、オート機能で明るく調整しようとします。
その結果、実際より白く写ってしまうんですね。
逆にイチョウなどの黄葉が多い場合は、実際より暗く写ってしまうことがあります。
これらを解消するには露出補正を調整していきます。
紅葉の場合は露出補正をマイナスに、黄葉の場合はプラスに設定すると鮮やかに撮れるようになります。
露出補正はプラスにすると明るく、マイナスにすると暗くなると覚えておいてくださいね。
紅葉をズームで撮りたい場合は?
木の葉は風の影響を絶えず受けているので、微妙に揺れていることが多いです。
その為、被写体ブレを起こしやすいので、それを防ぐにはシャッタースピードを速くしてあげると良いです。
ISO感度を上げるとシャッタースピードも上がるので、ISO感度は400以上を目安に撮ってみてください。
また、手ブレ補正機能がついているならONにしておきましょう。
背景をぼかしたい場合は?
例えば一枚のもみじなどにピントを合わせ、バックをぼかしたような写真がありますが、このような写真を撮りたい場合、一眼レフなら望遠レンズを使い絞り値を小さめに設定します。
コンパクトデジカメなら「マクロモード」にすると同じような効果になりますので、試してみてください。
紅葉を撮影する時のホワイトバランスはどうする?
ホワイトバランスとは簡単に説明すると「白を白く写す」為の機能ですが、普段はオートにしていると思います。
ただ、紅葉の景色ではその効果があまり期待できませんので、ホワイトバランスをマニュアルにしてみましょう。
天候に合わせて「晴天」、曇の日やや日陰で撮影する時には「曇天」にしてみます。
そうするとオートよりも赤色や黄色が鮮やかに再現されます。
少し高度な技になると、曇りの日などにホワイトバランスを更に微調整して、少し青味を加えてあげると、涼しさなども表現できるようになります。
紅葉を撮影するのに適して時間帯は?
昼間など日差しの強い時間帯では、コントラストが強くなりすぎてしまい、例え曇っていたとしても鮮やかな色が表現しづらくなります。
紅葉を撮影するのに一番適した時間帯は晴れた日の夕方。日差しもやわらかくなり、日の光も赤くなるので、紅葉の赤色がより際立ちます。
夕方の太陽光をうまく活用してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はデジカメで紅葉を綺麗に撮るコツを紹介しました。
デジカメは撮り直しも簡単なので、色々試しながら納得の1枚が撮れるよう頑張ってくださいね!