11月くらいになると、場所によってはイルミネーションなどで街がライトアップされて、夜景がとても綺麗な時期になってきます。
普段なんてことない場所でも、イルミネーションがあるだけで夜景スポットになったりするものですよね。
この電飾された夜景ですが、レンズに収めたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そんな方の為にここではイルミネーションを撮影する際のコツについてお話していきたいと思います。
目次
イルミネーションをデジカメで綺麗に撮影するコツは?
夜景をを撮影してみたら、何だか思っていたのと違ったなんて経験をされた事ありませんか?
そもそも風景を撮影する際、「夜」というのはそれだけで難易度が上がります。
カメラというのは、夜など光量が少なくなると、光をなるべく多く取り入れようとする為シャッタースピードを遅くします。
シャッタスピードが遅くなるとどうなるかと言うと、手ブレなどの揺れに大きく反応してしまうという事なんですね。
道路の写真などで車のライトが流れているような写真を撮る時にあえてシャッタースピードを遅くする場合もあるのですが、今回はイルミネーションの光を綺麗に撮りたいので、しっかりとカメラを固定しておきましょう。
固定しておくには三脚が必須アイテムになります。
さらにセルフタイマーかリモコンでシャッターが切れればベストです。
三脚で固定しているとは言え、手でシャッターボタンを押すとその時の振動で僅かにブレが発生してしまうので、自動でシャッターが切れれば一番良いです。
もし三脚が無理なようでしたら、一脚というのもあるので良かったらチェックしてみてください。
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デジカメには様々な撮影機能が付いていると思いますが、イルミネーションを撮る場合には夜景モードにしておきましょう。
マニュアル設定の場合、ISO感度に関しては夜という事でどうしても数値を上げてしまいがちですが、あまり上げすぎると画像がざらついてしまうのでなるべく低めに設定して画質優先にしておきます(100~200程度)
また、暗い所だとフラッシュを使いがちですが夜景だけを撮る際にはあまり意味がないので基本使いません。
このように三脚や一脚でしっかりカメラを固定して夜景モードにして手ブレ補正はOFF、ISO感度を低めに設定してリモコンやセルフタイマーでシャッターを切るようにしてみましょう。
イルミネーションの撮影で三脚なしの場合は?
三脚や一脚があれば便利なのですが、人混みや場所によっては使えないところもあります。
そもそも持っていないという方もいると思いますので、そういう場合はどうすればいいでしょうか?
上述したように、イルミネーションなどの夜景を撮るコツはなるべく振動を抑える事にあります。
手すりやカメラを置けるようなところがあれば、それを三脚代わりにしても大丈夫です。
もし、カメラを置けるようなものが無いようでしたら、手持ちで撮るもの仕方ありません。
その際は、手ブレ機能はON、カメラを両手で持って脇にしっかり肘を固定してなるべく振動を抑えるように撮ってみましょう。
イルミネーションと人物を一緒に撮りたい場合は?
綺麗なイルミネーション、ひょっとしたら彼女とデートで見に行く方も多いかもしれませんね。
その綺麗な風景をバックに彼女の写真も撮りたいですよね?
その場合は少し撮り方が変わってきます。
イルミネーションや夜景だけを撮る場合フラッシュは使いませんでしたが、人物も一緒に撮る場合はフラッシュをONにします。
背景が暗いのでシャッタースピードは上述したように遅め、そして人物には光を当てて撮影することを「スローシンクロ」と言います。
もし、お使いのカメラに「夜景+人物撮影モード」機能が搭載されているようでしたら、その機能を使っても同様の効果になります。
また、人物を一緒に撮影する際も三脚が使用出来ればそれが一番良いです。
まとめ
いかがでしたか?
イルミネーションを撮影するにはちょっとコツが必要ですが、今回紹介した事を参考に綺麗なイルミネーションと彼女?さんを撮ってあげてくださいね~!