最近ではお子さんが小さいうちから塾や習い事に通わせる親御さんが増えています。
子供にとっては新しい学びの場ですが、親にとっては他の保護者や先生など、新しい付き合いが始まる場でもあります。
特に先生には子供がお世話になる事もあり、その付き合い方には頭を悩ませる事もあるかと思います。
なかには謝礼の品などを贈った方がいいのか?という事でお悩みの方もいますので、今回は習い事の先生に対するお歳暮についてのお話をしていきたいと思います。
目次
ピアノの先生にお歳暮は贈っていい?
習い事の中でも、ピアノ教室は習わせるのが早ければ早い程、絶対音感が身につきやすいという事もあり、小さいうちから通わせる親御さんも多いです。
私の娘の3歳の頃から音楽教室に通い始めましたが、同年代の子がかなりいました。
小さい子が集まると当然まとめるのも大変な訳で、しっかりした方などは「普段子供がお世話になっているから何かお礼の品を・・・」なんて考え始めるかもしれません。
お礼の品というと、季節の挨拶としてお歳暮がありますが、そもそもピアノの先生にお歳暮などを贈っても大丈夫なのでしょうか?
結論から言ってしまうと、もちろん駄目という事はありません。
お歳暮とは感謝の気持ちな訳ですから、例えピアノ教室に入ったばかりだとしても贈ることに問題はありません。
保護者の中には「毎月、月謝を払っているのだからそんな事する必要ない」という人もいますが、もしあなたが贈りたいと思うのならそれは大変立派な考えです。
実際にお歳暮を貰ったら嬉しいという先生は結構います。
もしどうするか悩んでいるようであれば、他の保護者さんに聞いてみてもいいかもしれませんね。
贈っている人がいるのであれば、それに合わせるのもひとつの手です。
もちろん贈らないのであればそれはそれで構いません。
お歳暮のあるなしで指導に差を付ける先生なんてそうそう居ないと思いますので。
ピアノの先生にお歳暮を贈る際の注意点は?
お歳暮を贈る際の注意点をいくつか抑えておきましょう。
・先生によっては受け取って貰えない場合もある
指導者という立場上、また教室などによっては会社の方針として、そういった贈り物の類は一切受け取らない(受け取れない)という事もあるので注意しましょう。
個人でやっている教室だと割と受け取って貰いやすいようです。
・手渡しではなく、郵送で!
お歳暮というと手渡しが丁寧な渡し方ですが、状況によってはあらぬ疑い(例えば先生に贔屓してもらおうとしているのではないか?)など、周りから良く思われない可能性もあるので、渡すなら郵送の方が無難だと思います。
・お歳暮は基本毎年贈るもの
お歳暮という形を取ると、基本的には毎年贈る事になりますので(途中でやめたら絶対駄目という訳ではありませんが)その辺を一度考慮して、毎年贈るのがきついのであればお歳暮ではなく「御礼」にするなど、名目を変えて贈りましょう。
先生の住所は「お歳暮を贈りたいので」という事で、直接聞くか事務所に聞けば問題ないと思います。
ピアノの先生にお歳暮を贈るなら何がいい?
先生の趣味嗜好が分かればそれに沿った品を贈ればいいと思いますが、分からないようであればお茶菓子や、商品券、ギフト券でいいと思います。
逆に相手に喜んでもらおうと思って選んだ品で感謝の気持ちを表す訳ですから、現金は相応しくありません。
あと、花なども定番ですが、花を贈る人が多かったりすると貰った先生も大変ですから、その辺がちょっと難しいところですね。
ピアノの先生にお歳暮を贈る際の相場は?
お歳暮の品を選ぶ際に、いくらくらいを予算にするか悩みどころですよね。
習い事の先生などに贈る場合の予算は大体、月謝と同額か、もしくは半額程度にするのが目安です。
お歳暮という形で毎年贈ろうと考えているなら、お財布への負担を考えて月謝の半額程度で予算を組んでみたらいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回はピアノの先生へのお歳暮についてお話させていただきました。
お歳暮を贈られて嫌な気分になる先生もあまりいないと思いますが、贈ろうと思った際に今回の記事が少しでもお役に立てればとても幸いに思います。