最近は干支だるまや合格だるま、選挙の時などは必勝だるまなど、幅広く使われるようになっただるまですが、もし、自分が購入した場合、どこに飾ればいいのでしょうか?
せっかくの縁起物なので、どうせだったら置く場所にもこだわりたいものです。
もし、だるまを置く場所などでお困りの方は是非参考にしていってください。
目次
だるまを置く場所はどこがいい?
だるまを購入して最初にやる事といえば片目を入れる開眼だと思いますが、それと同時に悩むのがだるまを置く場所ですよね?
昔はだるまは神棚の向かって右側に置かれていましたので、神棚がある家では神棚で良いと思いますが、実を言うと現在はこれといった決まりごとがある訳ではありません。
特に最近では賃貸の部屋だったり、神棚が無い家もありますので、そういった場合は床の間や家具の上など、普段目に付きやすい場所に飾っておくのが良いかと思います。
合格祈願などでしたら机の上でも良いですね。
飾る場所は特に決まりはないですが、逆に避けておくべき場所は覚えておいた方いいかもしれません。
ゴミの近くやトイレといった不浄な場所、階段の下や台所、エアコンの風が常に当たるような場所も避けておいた方が良いと言われています。
だるまを置く場所は、普段目に付く所かつ、清潔な場所が良いという事ですね。
だるまの風水的に良いとされる置き場所はどこ?
だるまの置き場所に「ココ!」という場所は特にありませんが、では、風水的な観点からするとどこが良いのでしょうか?
風水的に考える場合は、自分がどんなお願い事をするのかによって置き場所を決めるのが良さそうです。
例えば「玄関」だったら、家の中に良い運気を取り込み、悪い運気は家の中に入らないようにするという役割を持ちます。
金色のだるまなんかですと、金運を呼び込む場所として玄関に置かれることもありますね。
ただし、あまりに大きいだるまを玄関に置いてしまうと圧迫感も強くなってしまうので、玄関に置くときはあまり大きくないだるまを選ぶのが良さそうですね。
次に「リビング」。
リビングは家族全員が共有する場所ということで、家内安全や交通安全など、家族全体のお願い事をしたい時に向いている置き場所のようです。
他には「寝室」や「自室」には合格祈願などのお願い事が向いています。
こちらは風水というよりかは、どちらかというと脳科学的はお話になるようですが、人は寝る前に見た(得た)情報を強くインプットする傾向があるようです。
その為、毎晩寝る前に「合格するぞ!」と、確認することで、自分の中で強く目標として認識されるようになるということです。
そして先程も言った通り、どの部屋に置くにしても、だるまを置く場所は清潔にしておいた方が良いのは言うまでもありませんね。
だるまの置き方や向きは?
だるまを置く時は下に白い半紙を敷いて、その上に飾るようにします。
だるまの向きは、一般的には北向きは不吉とされているので避けた方がよく、出来れば南側を向くように、無理なようであれば東側を向くようにするのがいいとされています(ただし、玄関に置く金運だるまなどは、方角というよりかは外側に向けて置いた方が良いという場合もあります)
理由としては、王様などが座る玉座が南を向いていた事などもありますが、もうひとつは陰陽五行から来ているという説です。
ちなみに、だるまの目入れは左目から入れるという事もこの陰陽五行からきているのではないかと言われていますが、なぜ左目からなのか?なぜ南を向けるのか?を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
だるまはいつまで飾るの?
さて、だるまの置く場所が決まったら次はこのだるまをいつまで飾って置くのかという事ですが、基本的にだるまのご利益があるのは1年間と言われています。
1年経っただるまはどうするかと言うと、もし願いが叶った場合、3つの方法があります。
①願いが叶っただるまは供養し、翌年に一回り大きいサイズのだるまを購入する。
②願いが叶っただるまを供養せずそのままにし、新しく購入しただるまと並べて飾る。
③願いが叶っただるまと同サイズのだるまを購入する。
もし、願い事が叶わなかった場合も、翌年には新しいだるまを購入するとありますので、「願いが叶っただるまをそのまま飾っておく」を除けば、飾っておく期間は1年間という事になります。
この場合、どのみち翌年には新しいだるまを購入することになっていますが、これには商業的な意味合いも含まれていますので、あくまで「いつまで飾っておくのか?」というのを参考にして頂ければなと思います。
ちなみにだるまを供養する時はお焚き上げやどんど焼きなどで供養するのが一般的となっています。
だるまを置く場所はどこがいい?置き方や向き、いつまで飾るの?のまとめ
いかがでしたか?
だるまというのは自分の思いや願いがこもっているものです。
ただの縁起物で終わらせず、自分自身の決意表明として置く場所や向きにも是非こだわってみてくださいね!