こたつの上にみかんを置いてまったり・・・寒い季節においての至福のひとときですね。
「こたつで寝ると風邪ひくよ!」と小さい頃よく親に注意されたものです。
さて、このこたつの布団ですが、実はかなり汚れやすいのはご存知ですか?
何でもクリーニング店さんに言わせると、普段寝るときに使う布団よりも汚れやすいのだとか。
シーズン前やシーズン後に一度洗濯したいと思う方も多いと思いますので、今回はこたつ布団の洗濯についてお話していきたいと思います。
目次
こたつ布団の洗濯方法は?
長期間しまって置いた場合は、ほこりやダニなどの虫、普段使っている時も普段着でこたつに入ったり、こたつで食べ物を食べたり、ペットがいるご家庭の場合、ペットもこたつに入ったりとこたつ布団は非常に汚れやすいものです。
清潔に保つ為にはやっぱり洗濯だと思いますが、まずはお使いのこたつ布団が洗濯可能かをチェックしましょう。
こたつ布団に付いているタグを確認してください。
⇒国内の洗濯表示一覧
洗濯可の場合、その方法も記載されていると思いますが、こたつ布団の洗濯方法はおおよそ3つに分けられます。
①手洗い
②洗濯機を使う
③クリーニング店にお願いする
で、問題は丸洗いや手洗いが不可のものですが、これは水洗いが駄目という訳ではなく、洗濯する事で中綿が片寄ってしまったり脱色やへたりの原因になってしまうので不可という意味です。
ですので、次項から紹介するやり方を元に駄目もとでいいという事であれば挑戦してみてください。
こたつ布団の洗濯のやり方
こたつ布団の洗濯のやり方ですが、クリーニング店に出す場合は特に説明は必要ありませんね(^^;
ここでは手洗いと洗濯機を使う場合のやり方を紹介します。
【手洗い】
手洗いする場合はお風呂場の浴槽を使いましょう。
浴槽に30°程のぬるま湯を溜め、あらかじめ中性洗剤と漂白剤を溶かしておきます。
浴槽に布団を畳んで入れ、足で踏みながら押し洗いをします。
恐らく思っているより汚い水が出てくるのでビックリすると思いますよ!
一度お湯を流して今度は新しいお湯でよくすすいでいきます(シャワーで流しても可)
脱水はできませんので、浴槽の淵にかけてしばらく水をきります。
水が滴らなくなったらベランダなどで干してください。
【洗濯機】
洗濯機を使う場合、自宅のを使うのかコインランドリーを使うのか分かれると思いますが、基本的にはやり方は同じです。
まずはこたつ布団をぐるぐる巻きにして紐などで縛ります。
これは中綿が片寄らないようにするためなのですが、出来ればさらに寝具用の洗濯ネットに入れた方がより確実です。
自宅の洗濯機を使う場合は、洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤が良いです。コインランドリーの場合は洗剤、柔軟剤は自動でやってくれるので不要ですね。
洗濯表示に乾燥機不可のマークがなければ乾燥機にかけてもOKです。
自宅の洗濯機で脱水する場合、時間は短めにするようにしましょう。
こたつ布団はなかなか乾かないので、M字にして干すと乾くのが少し早くなると言われています。
乾かし方についてはこたつ布団ではありませんが、こちらの記事でも紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。
⇒梅雨の部屋干しで早く乾かす方法や生乾きを防ぎ方、洗剤は何がいい?
こたつ布団の洗濯での失敗例は?
こたつ布団の洗濯のやり方については上述した通りですが、やはり普段なかなか洗濯しないものなので失敗してしまう事もあるかと思います。
少しでも失敗を減らす為にここでは失敗例というか、注意点を書いていきたいと思います。
どちらも自宅の洗濯機を使う時の注意点になります。
・洗剤は粉末洗剤を使わない
7キロサイズ程度の洗濯機だと恐らくこたつ布団を入れるとパンパンになると思います。
水を含むと多少小さくなりますが、あまり隙間がないところに粉末洗剤を入れると溶けきらず固まりが残ってしまうこともあるので、洗剤は液状タイプのものを選ぶようにしましょう。
中でもおしゃれ着洗剤がおすすめです。
・脱水時間は程々に
長時間、脱水にかけると中綿の片寄りや縫い目のほつれ等の原因になります。
自宅で脱水をかける場合は短い時間にするように注意しましょう。
・乾くのに時間がかかる
こたつ布団は自分で干すと乾くのに2日程かかる場合もあります。
その日のうちに使いたければ、前もって洗濯しておくか、もしくは乾燥機が使えるようでしたらコインランドリーの乾燥機と併用した方がいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はこたつ布団の洗濯方法について紹介しました。
どうしても失敗したくない場合はプロに頼むのも手ですが、コストを考えると自分でやれるなら自分でやりたいものですよね。
どちらにせよ、普段から清潔にして気持ちよく使いたいものですね。