毎日食器を洗う方で、手荒れに悩まされている方はいませんか?
寒い時期になるしもやけとは違い、常に手荒れに悩まされている方は、もしかしたらお使いの食器用洗剤に原因があるのかもしれませんよ。
今回は、食器用洗剤が肌に及ぼす影響などをお話していきたいと思いますので、心当たりのある方は覗いていってみてください。
目次
食器用洗剤が手荒れの原因?
最近では様々な種類の食器用洗剤が発売されていて、どの洗剤も汚れが良く落ちそうな感じがしますが、ここで、あなたがお使いの食器用洗剤のラベルを確認してみて下さい。
もしかしたら品名の欄に、「台所用合成洗剤」と書かれていませんか?
さらに、成分の欄を見てみると「界面活性剤」と書かれていると思います。
手荒れの原因が食器用洗剤にあると思われる場合、この界面活性剤が悪さをしている可能性があります。
特に食器用洗剤に使われる界面活性剤はその性質上、洗浄力の強い界面活性剤が使われており、食器の油汚れを落としてくれるのと同時に、肌の皮脂をも落としてしまう可能性があります。
必要以上に油分が無くなった肌というのは乾燥してしまい、外部からの刺激を受けやすくなってしまうんですね。
そうすると手荒れの原因となってしまいます。
ちなみにこれは手だけではなく、肌全体に対しても言える事です。
皮脂というのは、肌の水分を閉じ込めておく為の「蓋」の役割をしています。
よく、入浴の際に洗顔フォームで顔を洗った後、化粧水と乳液やクリームなどでお肌のケアをする女性の方がいますが、これは必要以上に失われた水分と油分を補給して、肌が乾燥しないようにしているんですね。
これと同じように、もし食器用洗剤を使った後に手がつっぱるような感じがする場合、もしかしたら肌が乾燥してしまっているのかもしれませんね。
食器用洗剤で手荒れしない方法は?
上述したように、手荒れの原因は手肌の乾燥である事が多い為、これを防ぐ事が基本的な手荒れの防止対策になります。
ひとつは洗い物が終わったら手をよく拭き、ハンドクリームを塗る事。
こうすることによって、洗剤で失われた手肌の油分を補給する事ができます。
もうひとつは、食器をすすぐ時は水かぬるま湯を使う事。
特に寒い時期は人肌以上に温かいお湯を使いがちですが、熱いお湯というのは食器の油汚れが良く落ちるように、肌の油分も落としてしまいます。
食器をすすぐ際の水はせめて体温程度のぬるま湯に留めておきましょう。
最後にゴム手袋をする事。
ゴム手袋をする事によって、洗剤が直接手につくのを防ぎます。
もし、ゴム製のものにアレルギーがある方は、木綿の手袋をして、その上からゴム手袋をはめるといいです。
ただ、この方法は逆に手が蒸れてしまったり、ゴム手袋の中で木綿の手袋が滑ってしまったりすることもあるので、長時間洗い物をする時にはあまり向いていないかもしれません。
食器用洗剤を使わない手荒れ対策がおすすめ!
ハンドクリームやゴム手袋をする手荒れ対策もいいのですが、毎日洗い物をしたり、洗い物の量が少なくチャチャっと終わらせたい時は少し面倒な気もしますよね。
そういう場合は、食器用洗剤そのものを見直してみるのがいいかもしれません。
最近では取り扱いの手軽さから、液体の洗剤を使っている方も多いですが、肌への刺激という事を考えると、無添加の固形石鹸の方がおすすめです。
ドラッグストアなどに「台所用」や「ふきん・調理器具などに」と書かれている固形石鹸が売っていますので、良かったらチェックしてみてください。
もし分からない場合は成分の欄に、「98%もしくは99%脂肪酸ナトリウム」と記入されているものを選ぶと良いです。
脂肪酸ナトリウムというのは洗浄力もあり、肌への刺激も比較的少ないので、肌の弱い方にも向いています。
この固形石鹸を食器用スポンジに付けて食器を洗ってみてください。この方法で手荒れが改善されたという人もいますよ。
ちなみに私の家で使っている固形石鹸はこちらです。
食器用洗剤が手荒れの原因?手荒れしない方法やおすすめのモノは?のまとめ
いかがでしたか?
手荒れが酷いと毎日の食器洗いも憂鬱になってしまいますよね。
今回の記事で、あなたの手荒れが少しでも改善されればとても嬉しく思います。