ここでは原付トゥデイ(AF67)のヘッドライトバルブ交換について説明していきます。
基本的にバイクのライトは昼も夜も常に点灯しているものですが、もし無灯火で捕まった場合、原則として減点1、罰金5000円が課せられます。
ただ、急に切れてしまう事もあるので、その辺の事を分かってくれる警察の方だと、稀に厳重注意で済む事もあるようですが、基本的には違反になります。
というより、そもそも夜の場合、無灯火だと非常に危険です。
自分が事故るだけならまだしも、歩いている方とか本当に見えづらくなるので(ライトが少し暗くなるだけでかなり見えづらくなります)相手を巻き込む前にヘッドライトバルブを交換するようにしましょう。
ヘッドライトの取り外し
早速バルブ交換の説明に入りたいと思いますが、作業自体はそれ程難しくありません。
バイクショップにお願いすると、バルブ代と工賃合わせて2000円前後でやってもらえると思いますが、バルブはちょくちょく交換する事になると思うので、この機会に自分で交換出来るよう覚えてしまいましょう。
【用意するもの】
・ヘッドライトバルブ
・8ミリのギア式ラチェット
準備するものはたった2つだけです。
バルブは「PH7 12V30/30W」を使います(ものによってはPH7ではなくT19Lの表記になっているかもしれません)
今回はスタンレーのバルブを使っていきます。
工具はラチェットのみ。ただ、狭い場所のボルトを外すので写真のようなラチェットが良いです。
まずはヘッドライトを外していきますが、作業をする時鍵は抜いておいて下さいね。
ヘッドライトの下面に8ミリのボルトが締められていますので、これをラチェットで取り外します。
ボルトとワッシャーが付いていますので、無くさないように注意して下さい。
特にワッシャーはヘッドライト本体にくっついてしまっている場合もあるので要注意です。
ボルトを取り外したらヘッドライトの下側の引っ張ります(上側はツメで引っかかっているので、まずは下側を)
ヘッドライトの下側が外れたら、今度は上の方に持ち上げるようにしてあげるとヘッドライト本体を外すことが出来ます。
バルブの交換
ヘッドライトが外れたら、後はバルブを交換するだけです。
バルブを外す時は、バルブを押しながら左に回して下さい。
そうすると、ソケットの部分だけが外れます。
外れない場合は焼きついてしまっている可能性もあるので、そうなってしまった場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
ソケットが外れれば、電球はつまんで簡単に取れますので、これで取り外しは終わりです。
次に新しいバルブを取り付けていきますが、取り付ける時はヘッドライト本体の凹んている部分とバルブの凸部を合わせて挿入します。
バルブが挿入出来たら、次はソケットの復元です。
ヘッドライト本体に3つの切り欠きとソケットの3つの凸部を合わせるのですが、これはどこでも合う訳ではないので、回しながらピタッと合う所を探して下さい。
ピタッと合う所が見つかったら今度は外した時と逆の手順、ソケットを押しながら右に回して固定します。
これでバルブ交換は終わりです。
後はヘッドライトを外した時と逆の手順で復元していきます。
まず、上側のツメを引っ掛けて、下側をはめるという感じですね。
最後にボルトとワッシャーを締めれば作業は終わりです。
どうでしたか?作業自体は慣れてしまえば5分くらいで終わると思うので、是非チャレンジしてみて下さいね!
ここまでの作業お疲れ様でした。