初めて乗る高速道路や、少し分かりづらい高速道路で、ナビを使っていてもジャンクションの分岐を間違えてしまって、
あーーっ!!しまった!今の出口で降りるんだった!
なんて行き先を間違えた経験をした事ありませんか?
僕も何度か降りるべきIC(出口)を通り過ぎてしまった経験があるのですが、高速道路で道を間違えると結構焦りますよね(^^;
ただ、高速道路にはそんな時の為の救済措置として「特別転回」というシステムがありますので、今回はこの「特別転回」についてお話していきたいと思います。
目次
高速道路で分岐を間違えた!Uターンや後退って出来る?
まず、原則的に高速道路というのは全区域一方通行になります。
たまに、分岐を間違えた時など、一旦車を後退させて正しいルートに進むというのが出来る状況ってあるんですよね。
周りに全く車が走ってない時とか。
但し、これは絶対にNGです。
その場でUターンなどしようものなら当然逆走になってしまいますし、少しだけだからといって車をバックさせて走ったり中央分離帯を横切ったりするのも道交法違反になります。
仮にその時に車が走ってきたら、スピードも出てるので非常に危険ですしね。
その為、分岐や出口を間違えたとしても、まずは焦らずそのまま車を走らせましょう。
高速道路で出口を通り過ぎてしまった時の救済措置「特別転回」とは?
高速道路では、出口を間違えてしまった時の為に、「特別転回」というシステムがあります。
本来降りるべき出口を通り過ぎてしまった時は、次のIC(出口)まで車を走らせましょう。
ここで、特別転回のシステムを使うと、もう一度、今度は逆方向の高速道路に乗り直す事が出来ます。
このシステムを知らないと、一回一般道に降りて下道で戻らなければならなかったり、もう一度新たに高速道路に乗り直したりして、時間もお金もかかりますね。
僕もこのシステムを知らない頃は何回か下道で戻ったりした事があります(ノд`@)アイター
このシステムの良い所は、時間の短縮(そもそも間違えてる時点で短縮もクソもないけど(^^;)もそうなんですけど、何よりお金が無駄になりません。
というのも、特別転回を使うと、間違えた区間の料金は無料になるんですね。
ですので、高速道路で出口を間違えた時には、焦らず次のIC(出口)まで走って、そこで特別転回を使って、逆方向の高速道路へ乗り直しましょう。
ただし、注意点としては、全てのIC(出口)に特別転回のシステムがある訳ではなく、無人のICやスマートインターチェンジも特別転回ができないので気をつけて下さい。
ちなみに一番複雑な首都高や阪神高速は残念ながら特別転回できません。(個人的に首都高が一番間違えやすいのに・・・)
高速道路の特別転回 利用方法は?
実際に特別転回を利用する場合ですが、まずは特別転回をしたいIC(出口)の一般レーン(有人料金所)に入ります。
ETCを使っていたとしてもETCレーンには入らないで下さいね。
バーが開いた瞬間に料金が発生してしまいますから(^^;
そして、料金所のスタッフの方に出口を間違えた旨と、本来降りたかった出口を伝えると、特別転回の承認印が押された通行券が貰えます。
※最近はペーパーレス化が進んでいて通行券が無い料金所もあります。
そうすると、料金所を出てすぐか、もしくは一般道路に出てすぐUターンさせてもらえますので、スタッフの方の誘導、指示にしたがって高速道路を乗り直して下さい。
そして、本来の出口で降りるときも一般レーンに入ります。
そこで、料金所のスッタフの方に通行券を見せれば、間違えた区間の料金を差し引いた分の料金が徴収される仕組みになっています。
高速道路で分岐を間違えた!出口を通り過ぎた時の救済措置「特別転回」とは?のまとめ
いかがでしたか?
高速道路の出口を間違えた時は、大抵次の出口で降りることになると思いますので、もう一度高速道路に入りたい時は一般レーンで料金所スタッフの方に特別転回出来るか確認してみましょう。
また、出口を間違えて手前で降りてしまった、なんて時もスタッフの方に確認してみて下さい。
高速道路での事故は特に危険ですので、もし出口を間違えたとしても焦りは禁物ですよ~。
※高速道路でもし出発のインターと到着のインターが同じになった場合、料金がどうなるかご存知ですか?
⇒「高速道路を周回走行して同じICか隣のICで降りたら料金はどうなる?」