ここでは平成23年式ダイハツタントX(L375s)のエアコンフィルターの交換作業をしていきたいと思います。
エアコンフィルターが目詰まりすると、エアコンの効きが悪くなったり、酷くなると悪臭を放つようになるので定期的な交換が必要です。
エアコンフィルターの交換自体は非常に簡単な作業ですので、工賃がかかるくらいなら自分でやってしまった方が良いですね。
目次
タントのエアコンフィルター 交換時期は?
タントに限らず、車のエアコンフィルターの交換時期の目安は1年、もしくは1万km走行時です。
フィルターのメーカーによって多少の誤差はありますが、それでも大体1万~1万5千kmになります。
あとは、車の使用状況によっても変わってくると思いますが、車内で喫煙などする方はタールなどが付着しやすい為、汚れるのも早くなります。
交換時期にかかわらず、エアコンの効きが悪くなったと感じたり、エアコンから出てくる風から変なニオイがするようになったら、一度エアコンフィルターを交換するようにしてみましょう。
エアコンフィルターの交換方法
まず、エアコンフィルターがある場所ですが、大体の車がグローブボックスの奥、もしくは助手席の足元にあります。
タントも例に漏れずグローブボックスの奥にありますので、まずはグローブボックスの取り外し作業を行っていきます。
グローブボックスの取り外し
タントのグローブボックスは取り外しが非常に楽で、工具などは一切使いません。
じゃあグローブボックスがどのように付いているのかという事で、まずはグローブボックスを取り外した状態を見てください(写真をクリックすると拡大します)
グローブボックスの底がC型になっていて、その部分が車体に引っかかっています。
それではこのことを踏まえた上で取り外し作業を行っていきましょう。
ちなみに取り外し方は私個人のやり方なので、公式の取り外し方ではないかもしれません(^^;
まずはグローブボックスを半開きにします。
そしてグローブボックスの両端を片方ずつ上に持ち上げて、グローブボックスの底のCの部分の嵌合を外します。
嵌合を外すとグローブボックスがかなりぐらついてきますので、次にグローブボックスが開きすぎないように引っかかっている左右のストッパーの部分を内側に力を入れながら外していきます。
そうするとグローブボックスが手前に引き出せるようになりますので、最後にグローブボックス左側に付いているダンパーを取り外します。
これでグローブボックスが取り外せました。
エアコンフィルターの交換
グローブボックスを取り外すと目の前にある白い物体。この中にエアコンフィルターが入っています。
まずはカバーを外していきますが、カバーの右側はツメで引っかかっていますので、カバーの左側に付いているツマミの部分をつまんで手前に引きます。
この時、一気に外そうとすると右側のツメの部分が破損してしまうので(まあ破損しても一応は大丈夫ですが)カバーを少し手前に引き出したら左方向へ引き抜く感じで取り外します。
カバーを外すとエアコンフィルターのお出ましです。写真のフィルターは純正のフィルターかな??ちょっと忘れましたが・・・(^^;
まだほとんど汚れていないですけどね。何か枯葉とかも付いてますね。
エアコンフィルターをそのまま取り出して、新しいフィルターを挿入します。
今回は「BOSCH(ボッシュ)」のフィルターを使いたいと思います。
ボッシュの場合、23年式のタントの品番は「S03」です。
「スズキ用」と書いてありますが、これで合っているので安心して下さい。
店頭価格で3000円程ですね。
これをそのままスコっと挿入するだけなんですが、印字されている面が手前側、ボッシュの場合は矢印が下向きになるように挿入します。
これで交換は終わりですので、今度はカバーをまずは右側のツメを引っかかって、次に左側のツマミがパチっと音がするまで押し込みます
あとは逆の手順でグローブボックスを復元してあげれば終了です。
もし、復元した後、グローブボックスの開閉がおかしい場合はグローブボックスの底のCの部分がしっかりはまっていない可能性が高いですので、グローブボックスを半開き状態にして両端をしっかり押し込んであげるようにしましょう。
それではここまでの作業お疲れ様でした。
タントのエアコンフィルター交換方法 5分で終わる簡単作業!のまとめ
いかがでしたか?
文字で書くと随分ややこしく感じるかもしれませんが、実際に作業してみると全然大した作業じゃないので安心してください。
慣れてしまえば5分?下手すれば1~2分で終わる作業なので是非チャレンジしてみて下さいね!