銃を構えて標的やクルーを狙う射撃競技ですが、一般の人はなかなか体験することが出来ない競技ですね。
「少しでもいいから射撃選手の気分を味わってみたい」
ということで、今回は2020年東京オリンピックの射撃会場の一部になる朝霞市やその近郊で、射撃の体験が出来る場所はないか調べてみました。
目次
朝霞市で射撃を体験する事って出来る?
まず、射撃の体験という事ですが、一般の人がオリンピックや射撃大会に出てるような選手たちと同じ銃を使って体験するという事は出来ません。
射撃の選手たちが使っている銃は本物の銃であり、銃を持つ為の「免許」を持っている人たちなんですね。
日本国内では銃刀法によって銃の所持に関して厳しく管理されていますので、免許を持っていない人が射撃を体験する場合は「BB弾」というプラスチックの弾が打てるおもちゃの銃か、もしくは「ビームライフル」という銃を使って模擬体験する事がほとんどになります。
「ビームライフル」というのはキセノンランプを使ったデジタル銃で、標的の受光部を狙って得点を競う競技です。
ビームライフルは日本独自の競技形態でまだ国際競技の種目にはなっていませんが、国民体育大会では正式種目に選ばれている競技のひとつです。
実際に体験している映像があるので参考にしてみて下さい。
動画を見て頂いた方は分かったかと思いますが、ビームライフルは特に免許や資格は必要なく子供にでも扱える銃になりますので、ビームライフルだったら気軽に体験出来るということになります。
朝霞市で射撃の体験が出来る場所やイベントは?
2020年東京オリンピックの射撃会場が「陸上自衛隊朝霞訓練場」ということで、朝霞市では射撃の認知度を広めようとPR活動が行われています。
ただ、普段いつでも射撃を体験出来るという場所は残念ながら今の所無いので、不定期で行われているイベントでの体験がメインになります。
※陸上自衛隊朝霞訓練場は普段は一般開放されておりません。
今までの実績ですと、「東京2020年大会開催1年前イベント」や「射撃をやってみよう!スポーツ射撃体験会inあさか少年野球教室」、「ビームライフル体験会」などが行われています。
他にも埼玉県産のネギをモチーフにしたビームライフル「ねぎライフル」で射撃を体験出来るイベントもあり、今年(2019年)も11月23日に行われる予定だった「はあとぴあふれあい祭り」で体験が出来るはずだったのですが、残念ながら今回はイベント自体が中止になってしまったようです。
ねぎライフルを試すケイザブローさん。 遊びに来ていたチビッコとパチリ!#びーさんぼーいず #nack5 #radiko#さいたま国際マラソン#埼玉プライド #ねぎライフル pic.twitter.com/qGPkguFeTA
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— びーさんぼーいず【公式】 (@besunboys) December 9, 2018
現在(2019年11月)、朝霞市では射撃が体験出来るイベントというのは具体的には未定らしいのですが、今後そういったイベントか開催される可能性はあるとの事です。
「東京2020年大会開催1年前イベント」というのが行われているので、もしかしたら「半年前イベント(2020年1月近辺?)」とか「100日前イベント(2020年4月近辺?)」みたいなキリの良い日にちでイベントが行われるかもしれませんね。
なお、朝霞市の射撃に関するイベント情報は
などから確認出来るので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
また、市で主催されるイベントは予約などは特に必要なく、現地集合、料金は無料ということがほとんどのようです。
ちなみに、2020年東京オリンピックの射撃競技の日程は7月25日~8月3日の予定になっています。
朝霞市近郊で射撃の体験が出来る場所は?
オリンピックの射撃大会が行われる陸上自衛隊朝霞訓練場は「陸上自衛隊朝霞駐屯地」内にあり、朝霞駐屯地は朝霞市、和光市、新座市、東京都練馬区にまたがっています。
その為、それらの市の周辺でも射撃体験のイベントが行われたりします。
朝霞周辺のイベント情報などは以下のサイトなどを参考にしてみて下さい。
また、練馬区に隣接する板橋区(朝霞市から車で30分~1時間程)には、毎週ビームライフルを体験出来る場所があります。
それが「板橋区ライフル射撃協会」が主催しているのもので、場所は「東板橋体育館」になります。
こちらでは毎週水曜日、18時~20時30分までビームライフルを指導、体験する事が出来ます。
体育館の使用料として、大人320円、子供110円と少し料金がかかってしまいますが、すぐにでも射撃を体験してみたいという方はこちらがおすすめです(申し込みは前日まで)
朝霞市やその近郊で射撃の体験が出来る場所やイベントはどこ?のまとめ
現在、朝霞市やその近郊では射撃の認知度を広めようとPR活動などが行われていますが、いざ体験するとなるとまだまだイベント頼みのところが大きいようです。
その為、朝霞市などで行われるイベントをこまめにチェックするか、もしくは、すぐに体験したいのであれば板橋区まで足を延ばすのが良いかもしれません。