エレキギターを買ったはいいけど、最初は何をどうやって練習すればいいの?
と思う方もいると思います。
正直な話、練習方法なんて人それぞれなんですが、ここでは私が実際にやってきた練習方法や、
「こういう練習はやめといた方がいいよ」と思った事を書いていきたいと思います。
ちなみにギター教室に通うという方法もありますが、まずは独学でという方も多いと思いますので
一つの参考例として読んでいただければなと思います。
目次
ギター教本を買う
まずは教本を買ってみましょう。「エレキギター入門」みたいなので構いません。
基本的なピックの持ち方や、コード、スケール(ドレミファソラシドのような音階の事)、
タブ譜と呼ばれるギター専用の譜面の読み方などが大抵は書いてあります。
また、ギター用語なども覚えておくといいかもしれませんね。
パワーコードを弾いてみよう
コードというと、アコースティックギターなどでジャカジャカやるイメージがあるかもしれませんが、
エレキギターの場合、指一本又は二本で押さえられるパワーコードが多用されます。
比較的簡単にできるようになると思いますので、まずは手を離した状態からぱっと押さえられるように練習してみましょう。
ちなみにパワーコードとはルート音と呼ばれるメインの音と、5度(ルート音から数えて5番目の音)の音だけを
押さえるコードです。非常にパワフルな響きが得られるコードなんですね。
スケールを弾いてみよう
スケールとは「ドレミ・・・」ような音階の事で、他の楽器でも最初に弾いてみたりすると思うのですが、
それをギターでも弾いてみてください。最初はゆっくりでいいので、正確に弾けるように何回も練習しましょう。
スケールは運指といって指を動かせるようにする練習にもなりますし、その指の動きはギターソロを弾く際にも役に立つものなので、
徹底的に自分の指を苛めて下さいね(笑)
ローコードを弾いてみよう
ローコードとは0~3フレットの間の各弦、各フレットを押さえるコードです。
先程記述したよくアコースティックギターなどでジャカジャカ弾くやつですね。
最初はC、D、E、F、G、A、Bのコードを覚えればいいと思うのですが、ここで出てくるんですね!
「奴」がっ!!
初心者を挫折へ追い込む「Fコード」が!
通称「Fの壁」です!!!
何故Fコードが初心者泣かせかと言うと、セーハという1~6弦全てを人差し指で押さえる技術が必要になるんですね。
これが最初は難しくてギターを諦めちゃう人も多いんです。
まあコツさえ掴めばそれ程難しくないのですが、コツとしてはセーハをする場合、人差し指の腹の部分で弦を押さえるのではなく、
親指側の側面で弦を押さえるようにすると押さえやすくなります。
ただ最初は弾けなくても焦る必要ないですよ!
気長に取り組んでいけば大丈夫です。他の練習の合間にちょこちょこ練習していれば必ず弾けるようになりますから!
指が短いとかは関係ないですよ!これはほんと不思議なものでちょこちょこ練習しているとある日急に弾けるようになりますから。
誰でも弾けるようになります。
ちなみにFコードが弾けるようになると、その形のまま並行移動するだけで色んなコードになるのでとても便利ですよ!
なので先程も言いましたが、コツとしては「人差し指の側面でセーハをする」と覚えておいて下さい。
好きな曲をコピーしてみよう
教本などでタブ譜の読み方を覚えたら、自分の好きな曲をコピーしてみましょう。
やっぱりこの練習が一番楽しいんじゃないでしょうか。
曲には色々なテクニックも詰め込まれてますしね。
耳コピといってタブ譜を使わず、自分の耳だけで一つ一つ音を探してコピーする方法もありますが、
最初はタブ譜がある曲がいいと思います。
というのも色んな曲をコピーしていく内に何となく耳コピのコツも掴めるようになってきます。
「この音の次は多分この音かな」っていうのが分かってくるようになるんですね。
ですので最初はタブ譜を使ってどんどん好きな曲をコピーしていきましょう。
で、曲をコピーする際は何小節かに分けてコピーしていきましょう。
例えば最初は四小節コピーできたら、また次の四小節をコピーしていく。で、弾けるようになったら
最初の四小節と繋げて弾いてみるって感じで練習していくといいです。
ここでも大切なのは最初はゆっくりでいいので正確に弾けるようにする事です。
特にテンポの速い曲をコピーする場合は注意が必要です。速いテンポの曲って良くも悪くも
誤魔化しがきいちゃうんで実は弾けてないって事がよくあります。
私もいきなり速いテンポの曲をコピーしたんですけど、やっぱりもの凄い不安定なんですよね。
※私が最初にコピーしたのはこのバンド。興味ある方は参考にしてみて下さい。
⇒「xjapanの曲をギターコピーしよう!初心者が弾く時の注意点やコツは?」
弾ける時と弾けない時のムラが激しいというか。
ですのでしつこいようですが、最初はゆっくり正確に。弾けるようになったら徐々にテンポを上げていきましょう。
ちなみにどうしても弾けない所が出てきた時は、そこで辞めるんじゃなくて次の所からコピーを続けていきましょう。
とりあえず一曲全部をコピーしてみる事が肝心です。後で弾けない所を集中的に練習すればいいです。
練習する時に注意する事は?
練習する時はなるべくアンプに繋いで練習するようにしましょう。
何故かというと、自分ではちゃんとに弦を押さえてるつもりでも実はちゃんとに押さえられていなくて音が鳴っていないとか、
逆に自分では鳴らしてないはずの音が実は鳴っちゃってるって事がよくあります。
そういうのがアンプを通して練習するとよく分かりますので、正確に弾けるようにする為にも
できるだけアンプに繋いで練習するようにしましょう。
あと、声を大にして言いたいのが、メトロノームに合わせて練習するって事ですね!
結構これやってない方が多いのですが、初心者だからこそメトロノームを使って下さい。
リズムに合わせて弾くってのがほんとに大切なので!
まとめ
ギターは毎日弾くことが大切です。
ちょっとでも弾かない期間があると、すぐに指が動かなくなってしまうので、
10分でもいいから毎日弾くようにしましょう。
ちなみに私は一時期、スケール練習をメトロノームに合わせて延々と練習してました。
それで少しずつテンポを上げて弾いていくんですね。
この練習が結構良かったかなと思います。
例えば最初の一時間はウォーミングアップを兼ねてスケールやコードを練習して、
その後は好きな曲をコピーするとかでもいいかもしれませんね。
という訳で、今回書いた練習をするにしても他の練習をするにしても
メトロノームに合わせて最初はゆっくり、正確に弾けるように練習していきましょう!