エレキギターを買ったらまずはコピーから・・・そんな方も多いと思います。
既存の曲をコピーすることは良い練習にもなりますし、何よりとても勉強になります。
でもどうせコピーするなら自分の大好きな曲をコピーしたいですよね。
私も学生時代にxjapan(当時は「X」でしたが)に憧れ、モッキンバードのギターを買い、夢中でxjapanの曲をコピーしていました。
ここではあくまで主観になりますが、私の体験談を元にxjapanの曲をギターでコピーする際の注意点やコツをお話していきたいと思いますので良かったら参考にしていってくださいね。
目次
xjapanの曲をギターでコピーしてみよう
まずはギター初心者がいきなりxjapanの曲をコピーするのは無謀か?という点について。
いえいえ、そんな事ございません。
ギターを練習する際に大事な事は、まずは楽しいと思える事です。
楽しければ長続きもするし、長続きすればギターも上達していきます。
その為には自分の好きな曲をコピーするっていうのはとても大事な事ですよ!
ギター的な観点から見ると、xjapanの曲というのはエレキギター、それもヘヴィメタルやハードロックの基本がギッチリ詰まっています。
オルタネイトピッキングや開放弦を使ったリフ、ブリッジミュートやスケールなどとても勉強になるので是非チャレンジしてみてください。
曲も好きな曲をコピーしていいと思いますが、「weekend」や「Rusty Nail」といった8ビートの曲は弾きやすいかもしれませんね。
逆にインディーズ時代の曲の「PHANTOM OF GUILT」やフォークギターの曲ですが「VOICELESS SCREAMING」といった当時のベーシスト、TAIJI氏が作曲した曲はハッキリ言って難しいです(^^;
ちなみに私のおすすめの曲は「Silent Jealousy」です。代表曲の「紅」もいいのですが、紅はxjapanの中では割とテンポは遅い方なのですが、何箇所かなかなか難しい箇所があると思います。
Silent Jealousyももちろん最初は難しいかもしれませんが、この曲が弾けるようになると結構他の曲も弾けるようになる気がしますのでこちらが一押しです。
でも、まっ、好きな曲からコピーしていきましょうか!(笑
ギターコピー初心者が弾くときの注意点は?
まず、xjapanの曲をギターで弾くときに注意して欲しいのはチューニングです。
バンドスコアを見ている方だったら分かると思いますが、ほとんどの曲が半音下げチューニングになります。
バンドスコアにはHalf Down Tuningと記載されていることもあります。
半音下げチューニングとはレギュラーチューニングより全部の弦を半音下げたチューニングになり、6弦から「E♭(D#)、A♭(G#)、D♭(C#)、G♭(F#)、B♭(A#)、E♭(D#)」のようになります。
「Rusty Nail」や「ART OF LIFE」はレギュラーチューニングですが、「VOICELESS SCREAMING」は全音(1音)下げ、「SCARS」はレギュラー+ドロップDといったちょっと特殊なチューニングもあるので注意してください(レギュラー+ドロップDというのはレギュラーチューニングで6弦だけ1音下げるチューニングです)
それ以外の曲はバラードの曲を抜かせば大体が半音下げだったと思います(記憶が確かなら・・・(^^;)
後は出来ればエフェクターやアンプに繋いで練習するのが良いですね。
結構バッキングなどは「ズッズズクズク、ズッズズクズク」というブリッジミュートしながら弾くパターンが多いので、これは歪み系のエフェクターがあると感覚が掴みやすいと思います。
ギターコピーするコツは?
xjapanの曲というのは、それ程技術的に難しい事をしている訳ではありません。
ただ、問題はテンポの速さです。
注意していただきたいのは、いきなり原曲のテンポで弾かない事です。
これをやってしまうと、弾けているようで実は弾けてない、または演奏に安定性がない、というような事になってしまうので、まずはゆっくりのテンポから始めて徐々に速くしていくようにしましょう。
後は何と言っても16分音符のリフやバッキングです。
これもそれこそギターの教則本に載っているような開放弦だけをブリッジミュートしながら、ひたすらメトロノームに合わせて16分音符で弾く、というのも効果的です。
16分音符を弾くコツはとにかく腕に力を入れすぎない事です。ただでさえ、xjapanは長い曲が多いので、力が入り過ぎていると1曲持ちませんし、音の粒にムラがでてしまいます(^^;
ギターソロも特に特別な事はやっていません。基本的なスケール練習をしっかりやっておけばそこそこ色んな曲に対応できたりします。
まずはEマイナーやAマイナースケールをゆっくり正確に弾けるようにしましょう。
「Silent Jealousy」のギターソロもライトハンドという奏法が出てきますが、これも初歩的なライトハンドだったりします。
やはり上述したように問題はテンポの速さなんですね。おそらく原曲のスピードで弾けるようになるにはそれなりの練習量が必要になると思いますが、私の場合、何回曲を聴いても飽きないのでそれはあまり苦じゃありませんでした(笑
あのカッコイイヘヴィなリフも、口ずさめるような美しいメロディのギターソロも、全ては地道な基本練習に支えられたものなんですね。
ですので、16分音符の刻みやスケール練習も合わせて練習していくようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
言葉だけだとなかなか伝わりづらいこともありますが、とにかくxjapanの曲はギターの基礎が詰まっていると思います。
しっかり基本を練習してxjapanの曲を弾いて周りの人をビックリさせてあげましょう!!