普段、不眠の症状に悩まされる事なんてないのに風邪をひいた時だけ眠れなくなる・・・そんな経験をされた事ありませんか?
眠れなくなる原因には、頭痛や熱による身体のだるさ、鼻水やせきなど風邪の症状がつらいことや、昼間に寝すぎて夜眠れなくなってしまうなどがあります。
しかし、他の事が原因になっている場合があるのはご存知ですか?
ここではその「他の原因」について探っていきたいと思いますので、良かったら参考にしていってください。
目次
風邪をひくと眠れないのは薬が原因?
風邪の諸症状や昼間に寝すぎた為夜眠れなくなるというのは原因がハッキリしていますね。
原因が分かっていれば対策も取りやすいですが、他が原因の場合何が考えられるでしょうか?
普段元気に生活している時と風邪をひいた時の違いを考えてみましょう。
ここで、風邪をひくと風邪薬を飲む、という方は注意が必要です。
普段眠れなくなるなんて事はないのに、風邪薬を飲んだ時だけ眠れない・・・それはもしかしたらその風邪薬が原因で眠れなくなっているのかもしれません。
「えっ!?でも風邪薬って飲むと眠くなるんじゃないの?」
と思った方。もちろんそれも間違いではありません。
一般の風邪薬には、眠気を誘発する成分が含まれている事が多く、風邪をひいた時に「寝る」というのも重要なことではあります。
しかし一方で、その眠気を緩和する為に「カフェイン」が含まれているのをご存知ですか?
このカフェインが眠気の妨げになっている可能性もあります。
普段あまりコーヒーなどを飲むことがなく、カフェイン慣れしていない方だと、カフェインの覚醒作用の方が強く出てしまい眠れなくなってしまう・・・という事も起こりうるのです。
もし服用されている風邪薬にカフェインが含まれているようでしたら、それが原因で眠れなくなっているのかもしれませんね。
風邪をひいた時に睡眠薬を飲んでも大丈夫?
どうしても寝ないと明日の生活に支障が出てしまう、その為に睡眠薬を飲もうと考えた事はありますか?
風邪薬を飲んだ時に眠くなるというのは、抗ヒスタミンという成分によるものなのですが、一般に市販されている睡眠薬はこの抗ヒスタミンの睡眠誘発作用を利用したものなので、風邪薬との併用は控えた方が良いです。
もし、睡眠薬も同時に飲みたい場合は、病院で風邪薬と一緒に服用しても問題ない薬を出してもらうようにしましょう。
また、お酒と風邪薬を一緒に飲むのも厳禁です。
風邪薬の作用が強く出てしまうなどの恐れもあるので、お酒が入れば絶対眠れるのにという方はお酒だけにし風邪薬は飲まない、または風邪薬を飲むのならお酒は飲まない、というようにどちらか一方だけにするようにしましょう。
眠れない時の他の対処法は
仮に睡眠薬を飲んだ場合、これもあまり睡眠薬を飲まない方が急に服用すると、次の日逆に起きれなくなってしまうという可能性もありますね。
その為、「出来れば睡眠薬とかは飲みたくないんだけど」という方は、風邪薬そのものを変えてみるという方法もあります。
上述したように市販されている風邪薬はそのほとんどにカフェインが含まれているのですが、含まれていないものもなかにはあります。
ひょっとしたらカフェインが原因で眠れないのかな?と思う方はカフェインが含まれていない薬に変えてみてはいかがでしょうか?
・コンタック総合かぜ薬 昼夜タイプの夜用の錠剤
・カコナール(これは葛根湯ですね)
この他には子供用の風邪薬には含まれていないことが多いので、このあたりの風邪薬に変えてみてもいいかもしれません。
購入する際は念のためカフェインが含まれていないか確認してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
風邪薬で体調が良くなっても、眠れなくて次の日がきついのも大変ですよね。
風邪で眠れなくなる要因は様々ですが、もしかしたら風邪薬そのものが原因かもしれませんね。