バレンタインなどで手作りのケーキを渡す方も多いと思いますが、ケーキを作ってもすぐには渡せない状況も多々ありますよね。
その場合、ケーキを渡す日まで保存しておくことになると思いますが、その時に迷うのはケーキを「どうやって」保存しておくかではないですか?
せっかく上手にできたケーキも保存の仕方で台無しにしてしまっては悔やんでも悔やみきれませんね( `皿´)キーッ!!
そこで、今回は実際に自分で作ったガトーショコラを方法を分けて3日間保存してみました。
1日毎にどのような変化があるのかを個人的な感想で書いていきたいと思いますので、良かったら覗いていってみてください。
目次
ガトーショコラの保存方法はどれがいい?
まず、今回は常温(約20°以下)でも日持ちしそうな日数という事で3日間を設定しました。
使用したガトーショコラは「ガトーショコラの卵や牛乳なしの作り方 簡単濃厚レシピと注意点の紹介」で実際に自分で作ったものですので、市販のものと比べると少し違う結果になっているかもしれませんが・・・
試した保存方法は常温保存と冷蔵庫保存です。
常温の方は衛生的な事も考えてお皿ごとラップをし、冷蔵庫の方はラップ有りと無しで試してみました。
「まっ、失敗しても食べるの自分だからいっか!」
と、軽い気持ちで試してみたのですが、結果は思いの外ハッキリでましたよ。
結果から言ってしまうと、保存方法によって変わるのは「味」ではなく「食感」ですね!
ガトーショコラというと、やっぱりあのしっとり感がたまらん!という方も多いと思いますが、しっとり感を持続出来る保管方法は以下の通りになりました(個人的にですw)
ズバリ!!ガトーショコラしっとり感持続ランキング!
1位 冷蔵庫保存ラップ有り
2位 常温保存
3位 冷蔵庫保存ラップ無し
個人的なランキングはこのようになりましたが、1日毎の細かい変化は次章でお話していきたいと思います。
ガトーショコラの保存方法 常温での1日毎の変化
まず、常温保存をした際の条件ですが、上述したようにお皿全体にラップをかけておきました。
湿度は3日とも約60%前後です。
そしてガトーショコラを作った日を0日目とし、翌日を1日目と数えていきます。
<常温保存1日目>
気温「19.0℃/12.8℃(最高/最低)」
まずは常温1日目
「うん、美味しい!」
しっとり感もまだまだ残っていて、味も落ち着いている感じです。
この感じだったら人にプレゼントとして渡しても問題なさそうです。
<常温2日目>
気温「16.6℃/14.0℃」
「おっ!?まだまだイケますね」
1日目に比べると少~しだけポソポソしてきた感じがありますが、まだ十分な柔らかさがあります。
一応1日目との違いを出す為にポソポソという表現を使いましたが、ほとんど気にならないレベルです。
<常温3日目>
気温「16.7℃/11.9℃」
「ん(メ・ん・)?」
さすがに表面が固くなってきました。
スプーンを通そうとすると少し抵抗がある感じです。
中も固いとまでは言わないけど、しっとり感はだいぶ無くなってきた感じがあります。
○常温保存の3日間の感想○
思ったより柔らかさをキープできているという感じです。
ただ、1~2日目よりも2~3日目の方が変化が大きい感じがしますので、3日目は少し注意した方が良さそうです。
ガトーショコラの保存方法 冷蔵庫での1日毎の変化
次に冷蔵庫の保管についてですが、ラップをかけた方は写真のようにカットしたケーキに直接ラップを巻くという方法をとりました。
また、冷やし過ぎないようにフリーザーとの境目からなるべく離すようにしました。
ラップをしない方に関してはもちろん裸の状態です。
まずはラップ有りの変化状況です。
<冷蔵庫1日目 ラップ有り>
「おお!!良い!これは美味い!( ゚v^ ) 」
味も落ち着いていて非常に美味しいです。
常温保存よりもしっとり感も強い感じがします。
よく、ガトーショコラは一晩寝かせた方が良いと聞きますが、まさにその通りという感じ。
これはおかわりが欲しくなりますね。
<冷蔵庫2日目 ラップ有り>
「うん、美味しいです」
まだまだ柔らかくしっとり感も残っています。
常温1日目に近い感じもしますが、こちらの方が少し柔らかいかもしれません。
<冷蔵庫3日目 ラップ有り>
「お、まずまずですな」
さすがに1~2日目と比べると、固くなってきた感じもあり、しっとり感も薄れてきましたが、まだまだ柔らかいです。
ただ、1日目が非常に良かったので、それを考えるとちょっと勿体無い感じになってきていますね。
○冷蔵庫 ラップ有りの感想○
常温よりもしっとり感や柔らかさが長持ちする印象です。
特に保存1日目がとても良かったので、常温で保存するんだったら、冷蔵庫で保存した方が良いかなという感じがします。
次はラップ無しの1日毎の変化です。
<冷蔵庫1日目 ラップ無し>
「うん、なるほど」
味自体は大きな変化はありませんが、カットした表面が既に固くなってきています。
食感もポソポソしてきていて、常温やラップ有りと比べると1番変化しています。
<冷蔵庫2日目 ラップ無し>
「ムム、これはこれは」
だいぶポソポソしています。
口の中でサクサクなっている感じさえします(^^;
もはや3日目がどうなっているのか逆に楽しみです(笑
<冷蔵庫3日目 ラップ無し>
「おおっ!!完成だ!完成してる・・・チョコレート味のビスケットが!!」
もう、ケーキじゃなくてちょっと柔らかめのビスケットですよ(笑
しっとり感の「し」の字もない。
バレンタインなどで、相手にビスケットをプレゼントしたいと思っている方は是非どうぞ(←嘘ですw)
○冷蔵庫ラップ無しの感想○
・・・え~と、
・・・・。
・・・・・・無しです(笑
特に言うことはありません(^^;
悪いことは言わないので、ガトーショコラを裸で冷蔵庫保管するのは辞めておきましょう!!
ガトーショコラの保存方法 常温と冷蔵庫で3日間試してみた。のまとめ
こうして見ると、いかに「乾燥」を防ぐのかが鍵となってきそうですね。
1~2日程度でしたら常温でラップをかけて保存するのも悪くはないですが、せっかく作ったのでしたらなるべく美味しいまま保存しておきたいですよね。
そうなると、やはりおすすめは「冷蔵庫でラップをかけて保存する」になります(特に1日目)
ただし、いずれの保存方法でも3日くらい経つと、大なり小なり食感に違いが出てきますので注意して下さい。
ちなみにですが、保存する時は粉糖やココアパウダーはかけないでおきましょう。
保存中に溶けてしまう可能性もありますので、粉糖などはなるべく食べる直前や相手に渡す前にかけるようにしましょうね。
それではここまでお付き合いしていただき、ありがとうございました。