雨の日や梅雨の時期、部屋で洗濯物を干す機会も多くなると思いますが、そこで気になるのが「なかなか乾かない」とか「生乾きが気になる」という事だと思います。
特に生乾きのニオイは嫌ですよね!そんなあなたの為にここでは部屋干しで少しでも早く乾かす方法や生乾きの防ぎ方を紹介したいと思います。ちょっとしたコツさえ掴めばどなたでも出来る方法なので、是非参考にしてみて下さい。
目次
梅雨の部屋干しで早く乾かす方法は?
部屋干しで早く乾かす為に最も重要なのは「風通し」
風が全くない環境と風がある環境では洗濯物が乾くのに約7~10時間程度の差が付く場合もあります。
とにかく湿気を滞留させない事が肝心です!エアコンや扇風機、または除湿機や衣類乾燥機などで風を当ててあげる事で早く乾かす事ができます。
中でも効果が高いのはエアコン+サーキュレーターです。サーキュレーターは部屋の空気を循環させ、冷房強化にも使えるのですが、部屋干しにも非常に効果を発揮します。また上下に首が振れるタイプを使用して、下から上へ風を送ってあげる事で、扇風機などよりも効率的に洗濯物を乾かす事ができます。ちなみにアイリスオーヤマから発売されている「PCF-C18T」などは多少値は張りますが、音が静かな割に遠くまで風を届ける事が可能なので、とても高性能です。
洗濯物の「干し方」も大切
風通しの次は洗濯物の干し方にも気を使ってあげましょう。Tシャツを干す時はなるべく分厚いハンガーを使ってTシャツの中に空間を作る、並べて干す際は厚手の服と薄手の服を交互に並べて干す。。。というように少しでも風通しが良くなる干し方を心がけましょう。
バスタオルなどはこのようにハンガーを2つ使用してM字になるように干してあげると早く乾きます。
冒頭でも書きましたが部屋干しで洗濯物を早く乾かすコツはとにかく風通しを良くする事です。エアコンやサーキュレーターで風を送る、換気扇を回す、洗濯物もなるべく空間を作るようにして干す等、空気を循環させて湿気を一箇所に留まらせないよう注意して下さいね!
ちなみに普段部屋干しする際はリビングで干す方も多いと思います。ただ、来客などでリビングに干せない場合は浴室で干すのもアリです。浴室の換気扇を回しながら同時に除湿機を使って乾かすのも効果的です。ただ、除湿機などは基本的に浴室で使うような設定にはなっていないので、浴室で電化製品を使う場合は感電などにくれぐれも注意して下さい!
梅雨の部屋干しで生乾きを防ぐ方法は?
部屋干しすると生乾きが心配ですよね?あの生乾きの独特のニオイ・・・誰でも嫌なものです。
そもそもニオイの発生原因のひとつは、洗濯物や洗濯機に残った菌の繁殖です。この菌が好む湿度に長時間滞在する事で繁殖しニオイの発生元になります。
これを防ぐにはまず上記で紹介した「洗濯機を早く乾かす」事。菌を長時間、高湿度の場所に滞在させない事で少しでも菌の繁殖を防ぐ事が大事です。
次に洗濯機をこまめに掃除する事。洗濯機にもかなりの菌がいますので、こまめに掃除してあげる事で洗濯物に付着する菌そのものの数を減らしてあげましょう。
またすすぎにお風呂の残り湯を使わない事や、洗い終わったら放置せずにすぐ干すという事も覚えておきましょう。
最後に洗濯の際に洗濯物の汚れをしっかり取る事も大切なのですが、その為に今お使いの洗剤を見直すのもいいかもしれません。
梅雨の部屋干しで使うと良い洗剤は?
洗剤を変える事で服の汚れの落ち具合も変わってきます。結果生乾きのニオイを防ぐ対策にもなります。ちなみにもしも今お使いの洗剤が「部屋干し用」の洗剤でない場合は「部屋干し用洗剤」に変える事をおすすめします。
洗浄力だけで言うならば、「ワイドハイター」のような漂白剤と部屋干し用の粉末洗剤を両方同時に使うのが良いです。例えば粉末洗剤で「部屋干しトップ」を使った場合、1回あたりのコストも約14、8円とそれ程くありません。
ひとつだけの洗剤で済ませたい場合は部屋干し用の「アリエール3D」がおすすめです。1回あたりのコストは約22、1円と少し高くなりますが汚れ落ちはもちろん、汗のニオイなどもしっかり落としてくれます。
あと、これを意外とやっていない方が多いのですが、粉末洗剤などは洗濯機に投入する前にお湯でよく溶かしておいてあげると効果がアップしますので覚えておいて下さいね!
ちなみに合成洗剤の場合、お使いの洗濯機によっては泡で故障してしまったりする可能性があるのでやめておきましょう。
まとめ
梅雨の時期に関わらず、1年を通して部屋干しをする機会は多々あると思います。その度に生乾きなどで不快な思いをするのは考えただけでも憂鬱ですよね。
私個人の考えですが、洗濯は家事の中でもかなり面倒くさい部類に入ると思います。ただ、衣類やバスタオル等は毎日使うものですので、部屋干ししても生乾きなどがないようにして少しでも普段の生活が快適になるよう心がけていきたいものですね!