雨の日の車内、気をつけていてもどうしても多少は濡れてしまうものです。
自分自身が濡れていたり、濡れた傘を車内に持ち込んだりする訳ですから、ある程度は仕方のない事ですよね。
でも、「少しだからまいっか!」と油断していると、シートに染みができてしまったり、酷くなると嫌な匂いを発するようになったりする可能性もあります。
そこで今回は、雨でシートが濡れてしまった時や、染み、匂いなどが発生した時の対処法についてお話していきたいと思います。
目次
車のシートが雨で濡れた時は?
雨の日は自分自身が濡れていてそのまま運転席に座ったり、濡れたままの傘を助手席なり後部座席に置くなど、案外、車内やシートが濡れています。
まあ、これは雨に限った事ではなく、水やお茶などの飲料でも同じ事が言えるのですが、シートが濡れてしまった場合、まずは拭く事です。
タオルなどで拭いてシート表面の水気を取りましょう。
その次によく「乾燥させる事」。
実はこれが一番大事で、洋服の洗濯と一緒です。
洋服も、どんなに良い洗剤を使って洗濯しても乾燥の仕方が悪いと生乾きしてしまい、嫌な匂いがするようになりますよね?あれと一緒です。
車のシートを乾かす場合、一番良いのはやっぱり日の光に当てる事なんですが、雨の日はもちろん太陽なんて出ていませんので、そういう場合は車のエアコンを使います。
暑いときは涼しい風で、寒い時は温かい風で構いません。
ここで大事なのは「送風」にするのではなく、しっかりエアコン(AC)をオンにして使うようにしましょう。
ちなみにですが、シートが濡れた時だけエアコンを使うのも良いのですが、出来ることなら車で走っている間、常にエアコンはオンにしていても良いくらいです(燃費なんて実はあまり変わらないと思いますので)
ニュアンスとしては、24時間換気扇を回してる風呂場とかありますよね?あんな感じです。
シートは常に乾燥している方が良いので、私の場合は季節問わず、天気が良かろうが悪かろうが常に車のエアコンはオンにして走っています。
車のシートに雨染みが出来てしまった時は?
車のシート、特にシートが布製の場合は雨水などによってシミが出来てしまう時もあります。
そのまま放っておくとカビが発生する原因にもなりますので、早目に対処したいところです。
簡単な方法としては、濡れたタオルを少し絞ってシミの部分をポンポンと叩くように拭いていきます。
シミの輪郭が無くなってきたら今度はその周り、シート全体も同じように拭いていきます。
この時大切なのは、シミの部分だけでなくシート全体を拭く事です。
部分的に拭いてあげただけだと、乾いた時にまたムラになってしまいます。
もうひとつの方法はスプレーボトルを使用する方法。
スプレーボトルに水を入れ、シミになっている部分に軽く吹きかけます。
シミの輪郭が無くなってきたら、先程と同じようにシート全体にも吹きかけます。
こちらもシミの部分だけではなく、シート全体に吹きかけるようにしましょう。
どちらの方法も濡れた状態を均一にする事がポイントですね。
あとはしっかり乾かせばオッケーです。
車のシートが臭い時は?
今度はシートが臭くなってしまった時の対処法です。
シートが臭くなってしまった時はファブリーズなどの消臭剤を使いますが、消臭剤を使う前にシートを絞ったタオルで拭いておきましょう。
少しでも匂いの素を取っておいた方が良いんですね。
そのあとシートが乾いたらドアや窓を全開にし、エアコンを点けて換気をしながら消臭剤を吹きつけていきます。
シートを洗う時に大切な事は「乾燥」だということは先程お話しましたが、ファブリーズなどの消臭剤を使う時は尚更です。
ファブリーズなどは、完全に乾燥させる事で効果が期待出来るんですね。
よく乾燥させないままシートに座ってしまったりすると、服の雑菌などが付いてしまい、逆に菌を増殖させる原因にもなりかねません。
菌が増殖すると、今度はそれが匂いの原因になってしまうので、消臭剤を使う時はなるべく天気が良い日を選ぶのが好ましいですね。
シートを乾燥させる時は陽の光をガンガン当ててあげましょう。
消臭剤による消臭効果とUVによる殺菌効果でシートの匂いを撃退です。
車のシートが雨で濡れた時は? 染みができた時や臭い時はどうする?のまとめ
いかがでしたか?
今回は車のシートが雨で濡れた時の対処法でした。
雨水だからといって油断しているとシミやカビ、匂いの原因にもなってしまうので、シートが濡れたらこまめに拭くよう心掛けていきましょう!