バイクでのツーリングを劇的に変えてくれるインカム。走りながら音楽を聴けるのも良いですが、最大の魅力は何といっても仲間と会話しながらツーリングできる事ですよね。
このインカムですが、皆が皆、同じメーカーのものを持っていれば接続も簡単なのですが、そうじゃない事も結構ありますよね。
今回、私もツーリング仲間が他社のインカムを使っていたので、何とか繋ぐ方法を模索してみました。
効率的に良いやり方かは分かりませんが、ビーコムのsb4x lite2台とsena smh10を繋げてみたので、興味ある方は参考にしてみてください。
ビーコム sb4x lite2台とsena smh10のペアリング方法
今回試したのはビーコム sb4x lite2台とsena smh10のペアリングです。
sena smh10は古いバージョンだとユニバーサル接続が出来ないので、古いバージョンの方はパソコンに繋いで新しいバージョンにしておいて下さい。
それでは手順を紹介していきます。
まず最初にsb4x lite2台をペアリングしておきます。
1.sb4x lite①とsb4x lite②の電源を入れ、両機のB+COM1ボタンを3秒間長押しします。
2.LEDが赤色高速点滅したらsb4x lite①のB+COM1ボタンを1クリックすればペアリング完了です。
3.sb4x lite2台のペアリングが完了したらsb4x lite①の電源をOFFにします。
次に、sena smh10とsb4x lite①を繋いでいきます。
1.sena smh10の電源を入れ、ユニバーサル接続状態にします(フォンボタンを8秒間長押し)
2.sb4x lite①の電源はOFFのまま、デバイスボタンを押したままボリュームダイアルを上に5秒間回します。
3.「デバイス~」とアナウンスされたらB+COM1ボタンを6秒間長押しします(私の場合は6秒というより、sena smh10に繋がるまで押してました(^^;)
4.「HFP~」とアナウンスされればsena smh10とsb4x lite①のペアリング完了です。
sena smh10とsb4x lite①のペアリングが完了したらsb4x lite①のB+COM1ボタンをクリックしてsb4x lite②を呼び出せば3機が繋がった状態になります。
注意点としては、sena smh10とsb4x lite①をペアリングする際は両機をできるだけ近づける事と「HFP~」のアナウンスをしっかり確認する事です。
「HFP~」がアナウンスされなくても繋がってしまう時があるのですが、そうするとsb4x lite②が呼び出せなくなってしまいます(多分ですが・・・)
このやり方の場合、sena smh10とsb4x lite①は常に接続されている状態になり、一度通信が切断されるともう一度sena smh10とsb4x lite①を繋ぐ手順をやり直す必要があります。
sb4x lite①とsb4x lite②間は、sb4x lite①のB+COM1ボタンで呼び出し/終話になります。
イメージとしては、sena smh10はモバイル扱いで、Bluetooth接続になっているという感じです。
ちなみにsb4x liteをもう1台繋げて、sena smh10+sb4x lite3台というのを試みたのですが、繋がる事は繋がりますがすぐに切断されてしまいました(繋がってる時間は1分くらいだった気がします)
一応復活する事はできるのですが、そうすると走りながら常にインカムをいじっていなければならないので、あまりおすすめできません。
もっと良いやり方があるのかもしれませんが、とりあえず3台迄だったら割と安定して通信できました。
もし、同じ組み合わせで繋ぎ方が分からない方は是非試してみてください。