今回はスマホなどを使って見れる3dホログラムプロジェクターとディスプレイを作ってみたいと思います。
3dホログラムというと大掛かりな機械や装置が必要と思うかもしれませんが、簡単なものでしたら実は家庭でも作ることが出来ます。
小学生の夏休みの工作などにも向いていると思うので、是非挑戦してみて下さい。
目次
3dホログラムを自作してみよう!
3dホログラムとは画面に映し出された画像や動画を立体的に映し出す技術の事です。
最近ではプロジェクションマッピングなどもありますが、映像を立体的に写すというのは専門的な知識や一般には手が出せないような機械を使っていると思いますよね?
でも、今回紹介する方法はそれらの知識や機械などを一切使わずに作る事が出来ます。
ほとんどが家にあるものか、100均で揃えられるものですし(無ければホームセンターで)、作るのもとても簡単です。
空間に映像が映るというのはとても神秘的なので、是非3dホログラムを作ってご自身で体験してみて下さい。
3dホログラムプロジェクターの作り方
それではまず、3dホログラムプロジェクターを作っていきます(写真をクリックすると拡大します)
【用意するもの】
・プラ板(透明のもの)
・方眼紙
・セロハンテープ
・ボールペン又はサインペン
・定規
・ハサミ
・スマホやゲーム機など「YouTube」が再生できる機器
プラ板の代わりにCDケースなどを使っても良いのですが、加工するのが少し大変なので、ハサミでも切る事が出来るプラ板が便利です。
プラ板も手に入らないようでしたら、ホームセンターで売っている「硬質塩化ビニール板」を使うと良いですよ(0.5mmくらいのが良いですね)
【プロジェクターの作り方】
まずはプラ板を切る為の型紙を方眼紙で作ります。
下底6cm、上底1.5cm、高さ3.5cmの台形を定規を使って方眼紙に書きます。
今回は上底を1.5cmにしましたが、1cm~1.5cmくらいでも大丈夫です。
型紙を切り抜いたら、プラ板に合わせて4つの台形を書きます(ボールペンでプラ板に書けなければサインペンを使って下さい)
プラ板をハサミで切り抜いて写真のようにセロハンテープで繋ぎあわせましょう。
これで完成です!どうです?簡単でしょ?(^^;
まあプロジェクターというよりは「反射板」という感じですね。
あとは作ったプロジェクターをスマホやゲーム機の上に置いて、部屋を暗くして動画を再生するだけなんですが、動画が少し特殊なものになります。
「YouTube」で「ホログラム用動画」と検索してこのような動画なら使う事が出来ます。
4つの同じ映像が流れている動画なら大丈夫ですね。
この動画を再生して、上に作ったプロジェクターを置くとこんな感じで空間に映像が映し出されます。
これは4つの面に反射した映像が一度に映る為、立体的に見る事が出来ます。
3dホログラムディスプレイの作り方
次は3dホログラムディスプレイを作ってみましょう。
用意するものはプロジェクターの時と一緒で、あとはカッターを用意しましょう。
【ディスプレイの作り方】
まずはプロジェクターと同じように方眼紙に型紙を作っていきます。
大きさは動画を再生する機器によって変わりますが、今回は縦と横を画面と同じ大きさにしました。
まずは長方形を書いたら両隣に三角形を書きます。
「折り目」の部分は切らなくても良いので、まずは外枠だけを切り抜きましょう。
そしてプラ板を型紙どおりにハサミで切り抜きます。
折り目の部分をカッターと定規を使って切り欠きを入れていきます(カットしてしまわないように注意しましょう)
切り欠きを入れた方と逆側にプラ板を折ってあげればディスプレイの完成です。
ディスプレイの場合、プロジェクターの時のような特殊な動画じゃなくても大丈夫です。
一応先程のホログラム用動画で探したのですが、なぜか「初音ミク」が多い・・・きっと人気あるんでしょうね(^^;
他の動画でも色々楽しんでみて下さい。
3dホログラムを自作しよう!プロジェクターとディスプレイの作り方のまとめ
いかがでしたか?
思った以上に簡単に作れました。
工作としては少し物足りないかもしれませんが、その代わりインパクトは絶大ですね!
こちらの記事ではダンボールで作れるプロジェクターの作り方や雨が降った時にブザーでお知らせしてくれる雨降りセンサーの作り方を紹介していますので、良かったら参考にしてみて下さい。