寒い時期の電気毛布、使っていると気持ちいいものですよね。
お子さんがいるご家庭などでも重宝しているかと思います。
ただこの電気毛布、使いっぱなしの場合もそうですが、長期間しまっておいて久しぶりに使う際にも汚れやダニなどが気になるものです。
そこで、一度洗濯してから使いたいんだけど、電気毛布って洗濯できるの?と思う方も多いと思いますので、今回は電気毛布の洗濯方法についてお話していきたいと思います。
目次
電気毛布の洗濯方法は?
小さいお子さんに電気毛布を使っている場合は特に清潔にしておきたいものですが、電気毛布の洗濯方法は大きく分けて2つです。
・洗濯機で丸洗い
・自分で手洗い
この2つの方法になりますが、洗濯機を使えるのか使えないのかは電気毛布によって異なります。
判別方法はご自身の電気毛布に付いているタグをチェックしてみてください。
そこに記載されている洗濯表示一覧で確認する事ができます。
洗濯機のマークがあれば洗濯機の使用可、洗濯機は使えないが手洗いは可など表記されていると思います。
もし、マークの意味がよく分からないという方はこちらを参考にしてみてください。
⇒国内の洗濯表示一覧
【洗濯機で洗う場合】
洗濯機で洗える電気毛布は、温度調節をするコントローラーと電気毛布を繋ぐプラグの部分が防水使用になっているため洗濯機にかけられますが、コントローラー自体は防水使用ではない為あらかじめ取り外しておきます。
そしてプラグの部分が内側になるように丁寧に折りたたみ、ネットに入れて洗濯します。
コースはソフトコースなどの弱水流、洗剤も指定されているのがあれば指定のものを使用しますが、大体、中性洗剤が多いような気がします。
乾燥機にかける事は基本厳禁なので、乾燥機は使用しないようにしましょう。
【手洗いの場合】
手洗いの場合は浴槽を使うと便利です。
浴槽に30°程度のぬるま湯を溜め、その中に洗剤を入れます。
汚れが酷いようでしたらしばらくつけおきし、毛布を押し洗いで洗っていきます。
浴槽の底に毛布を広げ、手で押すようにして洗っていきます。
この時、ブラシなどでゴシゴシ擦ったり、毛布同士をこすり合わせたりして洗わないようにしてください。
洗い終わったらシャワーでよく流しましょう。
水を切る時は、浴槽の淵にかけておくかネットに入れて脱水しても構いません。
おそらくタグにも表記されていると思いますが、絞るのは厳禁です。
絞ってしまうと電気毛布の中のヒーター線が断線する恐れがあるので注意してくださいね。
洗濯機にせよ手洗いにせよ、電気毛布を水洗いした際には十分に乾かし、使用前はプラグの部分に水や洗剤の残りがない事を確認した上で使用するようにしましょう。
ちなみにですが、外に干す際はM字になるように干すと乾きが早くなりますよ(写真は電気毛布ではなくバスタオルです)
また、もし水洗い不可のようでしたら掃除機をかけたり、水ぶきするなどして掃除してみてください。
電気毛布を洗濯する場合、ドラム式洗濯は駄目?
電気毛布のタグに洗濯機可となっていても、例外があるので注意してください。
それは「ドラム式の洗濯機は使用できない」という点です。
おそらく洗濯機の方の説明書に記載されていると思いますが、ドラム式洗濯機では電気毛布は洗濯できません。
正確に言うと、洗濯できないのではなく、洗濯すると電気毛布が故障する恐れがあるという事です。
これはドラム式洗濯機の洗濯方法に問題があって、ドラム式の洗濯機は叩きつけるような洗濯方法が特徴なんですね。
この叩きつけるような洗濯方法が電気毛布にとってよろしくないという訳です。
ですので、ドラム式洗濯機をお持ちの方は手洗いで洗濯するようにしてくださいね。
電気毛布に柔軟剤は使用していいの?
洋服などを洗濯する際に柔軟剤を使用すると、香りなども良くなりますよね。
この柔軟剤ですが、電気毛布に使用してもいいのでしょうか?
答えは「使用しても大丈夫」です!
柔軟剤を使用する利点としては香りもそうですが、静電気の防止にもなる点です。
毛布を洗濯すると静電気が発生しやすくなる事もある為、静電気が気になる方は柔軟剤の使用をおすすめします。
水洗いできないタイプのものでしたら、薬局に売っているグリセリンを10倍程度水で薄めたものをスプレー容器に入れ、毛布がしっとりするくらい吹いてから乾かしてください。
柔軟剤と同様、静電気の防止効果が期待できるので良かったら試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は電気毛布の洗濯方法についてお話しました。
布団などもそうですが、電気毛布なども見えない汚れがたくさん付いているものです。
汚れやダニが付いた毛布は体にも良くないので、普段から清潔にしておきたいものですね!