鏡開きで「さあ、お餅を食べよう!」となっても、お正月にお供えしている間に固くなってしまって、そのままでは食べられないという事も多いかと思います。
そこで今回は、固くなってしまったお餅の対処法を固くなる理由も交えてお話していきたいと思いますので、良かったら参考にしていってください。
目次
鏡開きで餅が固い時はどうする?
鏡開きの際にお餅が固くなってしまっている事がよくありますが、これは仕方のない事ですね。
つきたてのお餅ですら数時間後には固くなってしまうのですから、何日もお供えしていた鏡餅なら尚更です。
で、この固くなってしまったお餅ですが一体どうしましょう?
鏡開きだと一般的にお雑煮やおしるこにして食べたりしますが、これは固くなったお餅を食べられるようにする為の調理方法なんですね。
なので、「お雑煮にして食べるからいいですよ~」という方は特に問題ありません。
問題なのは「お雑煮やおしるこじゃなくて、他の方法で食べたい~!」という方です。例えばきな粉餅にして食べたいとか。
そういう場合、お餅をそのままの状態でもう一度柔らかくする必要があります。
もしお餅を柔らかくしたい場合はどうすればいいのか?
それを次章で詳しくお話していきたいと思います。
餅が固い場合、柔らかくする方法は?
それではお餅を柔らかくする方法についてお話していきますが、今回は2つの方法をご紹介したいと思います。
まず1つ目。
・鍋を使った方法
①鍋に水と昆布を入れる(昆布が無ければ水だけでもOK)
②水を沸騰させる
③沸騰したら火を止める
④餅を鍋に入れる
水だけでも良いのですが、昆布を入れるとお餅が水っぽくならずにすみます。
あと、ポイントとしては水が沸騰したら火を止める事です。お餅をグツグツ煮てしまうとコシがなくなりドロドロになってしまうので、余熱で柔らかくするようにしてみて下さい。
目安としては10分程度です。
次に2つ目です。
・レンジを使う方法
①耐熱容器に餅を入れる
②お餅が浸るくらい水を入れる
③ラップはしないで、500Wで約1分30秒加熱する
お持ちの電子レンジで多少時間が異なりますので、様子を見ながらやってみてください。
餅が固くなる理由は?
お餅はつきたては特にそうですが、熱と水分がある内は柔らかい状態を保っていますが、時間が経つと熱が冷めてくるのと同時に水分も無くなっていきます。
そうするとお餅は固くなってしまいます。
その為、もう一度熱と水分を与えてあげるとまた柔らかくなるのですが、お雑煮やおしるこはこの両方を満たしてくれるまさにうってつけの料理になるって事なんですね。
ただ、この方法が通用するのはちょっと固くなってしまったお餅までです。
カチカチに固まってしまったお餅(水分が38%以下の状態)はもう煮ても柔らかくなる事はありません・・・あの柔らかかった日々はもう2度と戻っては来ないのです(´;ω;`)
たまに、「どうやってもお餅が柔らかくならない・・・」と困っている方がいますが、恐らくはお餅の水分が極端に無くなってしまったのだと思われます。
こうなってしまった場合、柔らかくはなりませんが、焼くか揚げる事でまた食べられるようになります。
ですのでこの場合は「どうすれば柔らかくなるのか?」を考えるより、おかきなどにして食べた方が良さそうですね。
鏡開きで餅が固い時は?柔らかくする方法と固くなる理由のまとめ
いかがでしたか?
今回は固くなってしまったお餅の対処法についてお話させていただきました。
鏡開きなどでお餅が固くなってしまった時には是非試してみてくださいね!