車の住所変更って必要？やり方や忘れてた場合はどうする？

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引越しの際は色々な手続きが必要になりますが、車を所有している方は車に関する手続きも必要になってきます。

つい他の手続きに追われて見落としてしまいがちなこの手続きですが、この機会に車の手続きにはどういったものがあるのか？またはどのようにやればいいのかをおさらいしておきましょう。

車の住所変更って必要？

車の所有者の住所が変わった時には、車の住所変更も必要になってきます。

車の住所変更には、

・車庫証明の住所変更

・車検証の住所変更

・自賠責保険の住所変更

・任意保険の住所変更

があります。

で、「そもそも車の住所変更ってしなきゃいけないの？」と疑問に持つ方もいるかもしれませんが、車庫証明と車検証の住所変更は「変更があった日から１５日以内に届出をしなければならない」と法律で定められています。

違反するともちろん罰則もあります。

ただ、

住所変更をしなかったからと言って、実際に罰則を受けた人ってあまりいないんですね。

なので、「車の住所変更はしなくても大丈夫！」と勘違いしている人もたまにいますが、決してそういう訳ではないので注意しましょう。

「誰も見ていなければ信号無視しても大丈夫」的な考えは止めましょうね(^^;

 

ちなみにやらないメリットな無くてもデメリットはあります。

まず、自動車税の納税書って住民票の住所じゃなくて、車検証に記載されている住所に届くんですね。

前に住んでいた地域の郵便局に「転居届」を出していれば１年間は新しい住所に転送してくれますが、その期間を過ぎると納税書も届かなくなってしまいます。

そうすると最悪、「自動車税の支払いを忘れる」⇒「自動車税の滞納」⇒「車検が受けられない」などのデメリットが発生してきます。

他にも、もし車を手放したいと思っても車検証と現住所の繋がりを証明しなければならない等、後々面倒な事になりかねません。

というかそもそも法律違反ですからね・・・デメリットもクソもないんですが・・・(^^;

 

という訳で、必要か必要じゃないか？と聞かれればもちろん「必要」ですし、後々厄介な事になる可能性もある、という事は覚えておきましょう。

車の住所変更のやり方は？

車の住所変更は車の種類が「普通車」か「軽自動車」かで必要書類等が多少変わってきます。

まず普通車ですが、普通車の場合、先に「車庫証明」の住所変更をしておきましょう。

引越しした際に運転免許証の住所変更を行うと思いますが、その時に同時に手続きをしてしまうと効率がいいですよ。

この時に注意しなければならないのは車の保管場所（駐車場）が自分の所在地（住所）の２キロ以内にある事が条件になります。

これは賃貸でアパートの敷地内の駐車場を借りている方は問題ないと思いますが、他所で駐車場を借りている方は注意してください。

賃貸の方はあらかじめ不動産業者に車庫証明を申請する旨を伝えておきましょう。

「保管場所使用承諾証明書」という証明書が貰えると思いますので、この用紙をもって車の保管場所の管轄警察署へ行って手続きを行います。

その他の必要書類は警察署の交通窓口で貰う事が出来ます。

軽自動車の場合も車庫証明の取り方は変わりません。

 

次に車検証の住所変更になりますが、これは正式には「変更登録」と言います。

普通車の場合、この変更登録を行う場所は、現在の住所を管轄する「運輸支局」になります。

が必要になります。

軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」で変更登録を行います。

軽自動車の場合、車庫証明は必要ありません。

が必要になります。

「車庫証明」も「変更登録」も、必要書類や手数料などが地域によって多少違いますので、事前に電話で確認しておく事をオススメします。

ちなみに住所変更によって管轄が変われば、ナンバーも変わりますので念のため覚えておいて下さいね。

車の住所変更を忘れてた場合は？

ついうっかりこれらの手続きを忘れてしまった場合は、焦らず、しかし出来るだけ速やかに手続きするようにしましょう。

もしくは、もし車検が近いようでしたら車検と同時に車検証の住所変更を行う事も出来ます。

これなら一回の手続きで全部済ませる事が出来るので何より手間が省けます。

変更登録は代行も出来るので、指定の整備工場で車検を頼む方は同時に変更登録の依頼もしてしまいましょう（ナンバープレートの交換がある場合、多少高額になる可能性もあります）

車の住所変更って必要？やり方や忘れてた場合はどうする？のまとめ

いかがでしたか？

こういった手続きってほんと面倒ですよね。

ただ、やっておかないと後々もっと面倒な事になりかねないので、頑張って終わらせてしまいましょう！