ここでは単三電池の「持ち」について検証してみたいと思います。
うちでは子供のおもちゃなどで単三の乾電池を使う事が結構あるのですが、その際、乾電池はおもちゃを買った店か、ホームセンターなどで買うことが多いんですね。
最近では、ダイソーやセリアといった100均でも乾電池(マンガン、アルカリ共に)更には充電式なんかも売ってますが、どうも買う気になれないんですよ。
なんか性能がショボイというか、寿命とかも短い気がして(^^;
ただ、これはあくまで勝手なイメージで実際に試したわけではありません。
という事で、今回は100均の電池とホームセンターで買った電池の「持ち具合」などを比較してみることにしました。
目次
乾電池は100均と他のでは違いがあるのか?
まず、一番分かりやすいところで言うと、「使用推奨期限」に違いが見られました。
使用推奨期限とは、未使用の状態で保管(保存)された場合に、「期間内に使用を開始すれば電池は正常に作動し、日本工業規格(JIS)で定められた持続時間などの電池性能を満たす期限を定めたものです。」(参考:Panasonic)
簡単に言えば、この期限までに電池を使い始めて下さいねってことになります。
で、この使用推奨期限なんですが、ホームセンターで売ってる乾電池は10年が多いのに対し、100均のは5年というのが多かったです。
長期間、電池を保管する場合には当然10年の方が安全になりますね。
あとは言わずもがなですが、値段ですよね。
100均は4本5本入っていても同じ値段ですが、ホームセンターなどでは2本で300円くらいはしますし、本数が増えればそれに比例して価格も高くなりますよね。
という事は、当然それなりに電池の持ち具合や性能なんかも変わってきて
(´-`).。oO(期待してまっせ!)
って感じなのですが、実際にどうだったかについては次の章でお話したいと思います。
100均の乾電池とホームセンターの電池の持ち具合を比較してみた
今回比較した電池はこの2つです。
まずははホームセンターで購入した【Panasonic エボルタ 1.5V】2本入りで価格は375円です。
もうひとつは100均で購入した4本入り【三菱電機ホーム機器株式会社 ALKALINE 1.5V】です。
この2つの電池を昔子供が遊んでいたおもちゃを使って比べてみたいと思います。
そして今回この企画に参加して頂くのは彼ら。
チャギントンですね。
チャギントンのプラレールを使って、どれだけ継続して走行できるのかを試してみたいと思います。
使用する電池は1本です。
(やべっ、実験を始めてから気づいたけど、コレ列車が止まるまで見てないといけないやつじゃん・・・)
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・・・・・・・
それでは結果報告です (ヽ´ω`)ゲッソリ
【Panasonic エボルタ】
継続走行時間:10時間47分
【三菱電機ホーム機器株式会社 ALKALINE】
継続走行時間:9時間42分
ホームセンターで購入した【Panasonic エボルタ】の方が約1時間程長く走行しました。
あと、電池のパワーに違いがあるのかもしれませんが、エボルタの方が走行スピードが早かったです。
とは言っても、100均の電池も思ったより「持ち」が良かったので、値段の違い程、電池の容量に差がある訳ではないという事ですね。
というより、電池1本あたりの単価を考えるとコスパ的には100均の方が良いという結果になります。
おもちゃとかですぐに電池を使うという場合は、100均の電池でも十分ですね。
100均の乾電池は液漏れしやすいのか?
乾電池を使っていてもうひとつ気になるのは液漏れです。
普段は、今回のように1日で電池を使い切るという事はほとんどないと思うので、すぐに液漏れをしてしまうようだと困っちゃいますよね。
例えば今回購入したエボルタなんかは、液漏れ防止製法が採用されていて、10年保存可能(保存条件:温度20±2℃、相対湿度55±20%)と書かれています。
それに対して、100均の電池は下手すると、1年くらいで液漏れを起こしてしまうなんて言われます。
これに関しては、実際に比較するのは難しいのですが、今回使用したチャギントンには元々ダイソーで買った電池が入れっぱなしになっていました。
コレ、3年程前に購入したものなんですが、とりあえず液漏れはしていなかったですね。
という事は、100均の電池だからといって必ずしも全部が全部すぐに液漏れを起こしてしまうという訳ではなさそうです。
逆に、値段の高い電池でも液漏れを起こすことはあるようなので、肝心なのは使い方や保存状態ということになりそうですね。
※乾電池の正しい使い方や保存方法って?
⇒「乾電池の液漏れしない安全な使い方や保管方法は?」
乾電池は100均と他のでは違いがあるのか?持ちや液漏れの差は?のまとめ
今回の内容は、あくまで個人的に検証した結果になります。
使用状況や電池の種類、メーカーなどによって結果は変わってくると思われますので、あくまで参考の一部程度に捉えて頂けると幸いに思います。