100円ライター、使い捨てライターの処分ってついつい後回しにしてしまいませんか?
・1個だけだから
・まだガスが残っている
・面倒くさい
・そもそも処分方法が分からない
など、理由はいくつかあると思いますが、そうこうしているうちにどんどん溜まっていってしまうものです。
数が溜まると処分するのも大変になってきますよね。
そこで、今回は100円ライターの廃棄方法についてお話していきたいと思います。
目次
100円ライターの廃棄方法・捨て方は?
100円ライターは基本的に家庭ごみとして処分する事が出来ます。
分別方法は各自治体によって異なりますが、例えばうちの地域ですと、不燃ごみの日に「有害ごみ」というカゴの中へ廃棄する決まりになっています。
他の地域も不燃ごみとして扱うことが多いですが、中には「可燃ごみ」として扱う地域もあるので、各自チェックが必要です。
ただし、不燃ごみにしろ可燃ごみにしろ、ライターを全て使い切ってから、中のガスやオイルを全て抜いてから捨てるというのが原則になります。
ガスやオイルが残っている状態では集積所に出してはいけません。
中のガスが残っていると、異物混入などが原因で引火、爆発などの危険もあり、実際にライターが原因でごみ収集車が車両火災を起こしたなんていう事例もあるので、ガスの抜き忘れには特に注意が必要になります。
100円ライターのガス抜き方法
日本喫煙具協会によると、ガス抜きの方法は
1、周囲に火の気のない事を確認してから行う
2、操作レバーを押し下げ、火がつくタイプのものは吹き消す
3、ガムテープや輪ゴムで操作レバーを下げたまま固定する
4、ガスが抜けていれば「シュー」という音が聞こえる(ライターのタイプによっては聞こえづらいのもあります)
5、屋外で周囲に火の気がない場所で半日~1日放置する
6、着火してみて火がつかない事を確認する
というようになっています。
実際にやってみるとこんな感じになります。
最後の方はガスが抜けづらくなりますので、ライターを横にしてみたり逆さにしてみるとガスが抜けやすいかと思います。
ちなみに時間を計ってみたところ、音が聞こえなくなってガスが抜けきるまで約42分程でした。
この方法が比較的簡単な方法かなと思いますが、もうひとつ、爪楊枝を使ったガス抜き方法もあります。
こちらはライターを少し分解する必要がありますが、どちらのガス抜き方法も、操作レバーを押し下げたまま固定するというやり方ですね。
ご自身のやりやすい方でガス抜きをしてみて下さい。
100円ライターを大量に処分したい時は?
処分したいライターが1個や2個くらいだったらまだいいんですけど、大量に処分したい場合、しかもまだガスも残っているとしたら1個1個ガス抜きをするのは大変ですよね。
※ちなみに100円ライターって何回点火できるかご存知ですか?
⇒「使い捨てライターは何回使える?連続着火時間や寿命はどのくらい?」
自治体によっては、市役所や公民館、コミュニティセンターなどでまだガスが残っている100円ライターを回収している地域もありますので、一度確認してみると良いかもしれません。
「100円ライター(使い捨てライター) 回収 ○○市(住んでる地域)」などで検索すると出てくる事もありますよ。
あとは、回収ボックスを設置している市もあるかもしれませんが、ライターの持ち去りなどの影響で撤去している市も多いようです。
他には、回収業者に頼るという方法もあります。
お金はかかってしまいますが、あまりに処分したいライターの数が多い場合、手間などを考えると業者に頼むのも良いかもしれません。
100円ライターの廃棄方法とガス抜き方法 大量に処分したい時は?のまとめ
いかがでしたか?
100円ライターだからと言って、安易な考えで廃棄すると罰せられることもあります。
ごみの日にまとめて200個以上のライターを廃棄して書類送検された例もありますので、使い捨てとはいっても甘く見てはダメだという事ですね。
また、ご自身でガス抜きを行う場合、複数のライターがある時は1本ずつガス抜きを行うようにし、何本も一気にガス抜きをしないよう注意しましょう。
※まだ使えるライターを処分する前に、他に使い道がないか検討してみませんか?
⇒「100円ライターがガスバーナーに!?ポケトーチの使い方と販売店は?」